穂高岳(上高地~前穂高)

忠太

2016年10月25日 16:55


10/22・23 穂高連峰は奥穂高・前穂高・涸沢岳をケータと歩いてきました。



高所恐怖症の我が家としては行きたくてもなかなか行く気になれなかった穂高連峰。
急な岩場と滑落・落石事故の多いこの山域にいよいよチャレンジする時がやってきました。

今回歩いたのは岳沢から重太郎新道を登り、前穂・奥穂に登頂。穂高岳山荘に泊まり翌日に涸沢岳、ザイテンを下り涸沢経由で上高地まで戻るというルートです。下りが苦手な我が家なので重太郎新道を登りで使うことに。時期的に、ルート的に重荷は避けて小屋泊することにし、安全第一でのチャレンジです。






おはようございます。4度目の上高地にして今回はいよいよ穂高の山々にチャレンジです。


この時期の始発バスは沢渡BT5:40発ですが、相乗りタクシーで来たので予定より30分早く上高地に到着。
料金は高くついたけど、予定より早めのスタート(5:45)。これが後に功を奏します^^






河童橋よりお馴染みの景色。

朝は晴れていますが、予報では日中曇り&ガス。できるなら早めに登頂したいところです。






初日は岳沢から重太郎新道で前穂高、奥穂高を登頂して穂高岳山荘までの行程。

CTは9時間ほどですが、急登といわれる重太郎新道を登るので優しくはありません。






登山道序盤は樹林帯歩き。

岳沢小屋までは斜度も緩く、地味な登りが続く感じですw






途中の開けた場所から見えた穂高岳は山全体が岩。

あの頂に行くのかと思うとちょっと緊張、そしてワクワク^^






スタートから2時間ちょいで岳沢小屋に到着。

ここまでケータの調子が今一つ。思ったより時間がかかってますが調子を戻すために長めの休憩を。





さあ、ここからが重太郎新道の始まり。

前穂高の取りつきの紀美子平までCT3時間、岩場の連続が待っています。







岩場や梯子を登りグングン高度を上げて行きます。






カモシカの立場から見る西穂高の岩肌、すごい圧が伝わってきます。

あんな所から落ちたらと思うとゾッとしますねww








噂通りの急登ですが、岩登りの要素が楽しさももたらしてくれるので過酷さはありません^^

小屋からはケータも本来の調子を取り戻し、岩登りを楽しみながらグングン登っていきます。






小屋から2時間ちょっとで紀美子平に到着。

平地や下りでは亀足のケータですが、やはり登りになると良いペースで歩けてます。決して早いわけではないけれど、途中でだれる事無く淡々と登り続けるので最終的には大人と同じような時間で歩けるんだと思います。これまでの厳しい山行も確実に実を結んでいると実感することができました^^
(親バカでごめんなさいw)






紀美子平にザックをデポし、まずは前穂高を目指します。

登りで30分程度ですがここも急登。重太郎新道からのこの登りはかなり足にきましたw






スタートから5時間10分、前穂高岳に登頂。よく頑張った!

高曇りではありますが、ここから素晴らしい景色が待っていました。






槍ヶ岳と夏に歩いた裏銀座方面(かな?)


大天井から続く表銀座縦走路


常念岳~蝶ヶ岳の稜線。


奥穂~西穂の縦走路。あんな所歩けるんかいな?


眼下には梓川が流れる上高地。焼岳と奥には先日歩いた乗鞍も見えました。

それらの場所から眺めていた穂高岳に今こうして立っているのかと思うとちょっと感動してしまいます。






景色を堪能し、紀美子平まで戻ります。

急なガレ場の下りは高度感もあって今回一番怖いと思った場所でした。慌てずゆっくりと、滑落せぬよう落石させぬように時間をかけて慎重に下ります。






おっかなびっくり、なんとか紀美子平まで戻ってきました^^




ちょうどお昼時だったのでここでランチタイム。ちょっと風も出てきたので長居はせずに先に進みます。

ここからは吊尾根を経由して奥穂高へ。まだまだ気が抜けないルート、安全第一で頑張ろう!



レポが纏まらないので次に続きます(^^;






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