八ヶ岳南北縦走(後編)

忠太

2017年07月28日 10:13


7/21~23 夏山シーズン第一弾、八ヶ岳連峰の端から端までをケータと歩いてきました。

前編はコチラから




おはようございます。

初日の疲れも小屋の暖かい布団で寝れたおかげでちょっと回復しました(たぶん)。
二日目はオーレン小屋から北八ヶ岳の峰々を越え、双子池までを歩く予定。距離は長いけど、南とは違った雰囲気が味わえるので気持ちを新たに頑張って歩きましょう^^






ソッコーで箕冠山、まずは一座目^^






出発時はガスっていたものの、根石の稜線まで来ると一気にガスがとれました。






雲海も見れて超ラッキー♪






朝露が日の光を浴びて輝いておりました。

ここの稜線はコマクサの群生地?これでもか!ってくらい咲き乱れてました。






根石岳に到着。まだまだ先は長いぞ~






お次は天狗岳。







順調に東天狗岳までやってきました。

お天気が良いうちに周りの景色を堪能しましょう^^






南八ヶ岳。遠くに見える赤岳、そのさらに奥から歩いてきたんだね~



槍穂と大キレット。



そして最終日にたどり着くはずの蓼科山。

編笠山から見た時よりはだいぶ近づいてきたけど、まだまだ遠いねw






下りは中山峠へ。

無雪期は初めて歩くルートでしたが、思いのほか急な下り。岩がゴロゴロしていて歩きづらく、早くもケータの足に痛みが出てしまいます。これなら冬山のほうが歩きやすいし安全かもw






中山峠に到着。

本来ならここから高見石小屋を目指して進むのですが...






ちょっと黒百合ヒュッテに寄り道を。






お目当てはこのおはぎ!個人的には今山行で一番楽しみにしていた瞬間でした(笑

朝も早いのに提供してくださった小屋のスタッフに感謝です^^






さて、縦走路に戻りましょう。






荒々しい南とは違う景色が広がる北八ヶ岳。

まだ時間が早いからか登山者も少なく、静かで平穏なコケむす森を歩いて行きます。







中山山頂を経て展望台へ。

残念ながらガス。しかし東天狗で素晴らしい景色は見れたのでまあいいか(^^;
ここから高見石小屋まで下ります。







おされな山小屋、高見石小屋。

小屋前のテラスには名物のあげパンを食べながら談笑する山ガール。ちょっと品の良い雰囲気をかもし出している高見石小屋は是非とも泊まってみたい小屋(テント泊じゃなくて)。
今年の冬あたり、スノーシューハイクに訪れようかな?その時はピークハントせず、のんびりとね^^






小屋から一旦登って丸山を経由、その後麦草峠まではまたもや下ります。

ほんと登ったり下ったり忙しいw






スタートから5時間半、ようやく麦草峠に到着。






ここで作戦会議。

予定ではここから茶臼山、縞枯山を越えて北横岳へむかうはずでした。しかし、岩々のアップダウンを繰り返しながら二日間で25km超を歩いて来たケータの足には常に痛みがある状態。ここまでも想定していたペースでは歩けておらず、このままでは泊地の双子池に到着するのはまたもや17時頃になってしまう恐れがあります。この日は夕方から雷雨となる可能性があるとの事だったのでできるだけ早めに到着したい。

ダメ元でここをゴールとする案をだしてみたがもちろん却下(汗
それならばと、二峰をパスし五辻~RW駅を経由して北横岳を目指すプランを提案しました。足への負担が大きい下りをなるべく減らし、目標の縦走を達成するための苦渋の選択、エスケープルートです。

渋っていたケータでしたが、"このプランがのめないなら下山する"と、なかば強引に言い聞かせました。
下を向いたまま返事をしたケータ。顔は見なかったけど、たぶん泣いていたと思います。悔しかったんだと思います。でもしょうがない、これが今の我が家の実力なんです。






結論は出たので歩きます。

歩かないと始まらない、落ち込んでいてもゴールはできない、進むと決めた以上弱音は吐けない。
目標は南の端から北の端までの縦走、どんな形(ルート)であっても蓼科山まで行かなければ。






五辻からロープウェイ駅までは緩やかな登り。

気持ちを切り替えたのか、ケータは元気を取り戻しズンズン進んで行きます。そういえばここを歩いている時に「ずっと登りだと楽でいいよね」って変な事言ってたな(笑






ロープウェイ駅に到着しました。

夏休みとあって沢山の観光客。アウェー感がハンパなかったww






一時だけ観光気分を味わってみました(笑






二日目最後のピークは北横岳。

ロープウェイでお気軽に歩けるお山だけあって、観光の延長で歩いている方や小さな子供を連れて歩く方なども多数。そんな中我が家といえば、これまでの長い道のりからの疲れで体はボロボロ。無言で、鬼の形相で北横岳を目指すのでしたw









北横岳を登頂し、泊地の双子池へ下ります。

昨年の秋に歩いたルートは大岩がたっぷりで足の負担が大きそうなので亀甲池側へ下る事にしました。が、こちらもなかなかの急坂で岩も多しw オヤジも足が痛いっす(涙






亀甲池まで下ってきた時、とうとう降り出してしまいましたw

疲れた体に冷たい雨。もう心が折れそう、いや辛うじて繋がっている程度でほとんど折れていました(涙






雨にうたれながらなんとか双子池ヒュッテに到着。

当初はここでテント泊する予定でしたが、折れかかった心と途中で見たテン場の状況(地面には水溜り)からテン泊を断念し、急遽素泊まりに変更することにw

結局、重いテン泊装備はただの歩荷となってしまいました(涙






一気にいきます、最終日。

最終日は4時起床。この日は昨年歩いたルート+αを歩きます。三日間で一番楽な行程ですが、心配なのはお天気。午後からは雨予報なので、早い時間から動き出すことに。







まずは双子山に登頂。

そこから下って大河原峠へ。ここは車で来れるんですよね、誰か乗せて行ってくれないかな(本気







ガレガレの急登を進むと蓼科山荘に到着。

今にも降り出しそうな空、できる事なら降る前に歩ききりたいところですが...






蓼科山への最後の登り。

今山行中は調子が上がらなかったケータですが、最後には意地を見せてくれました。大岩の急登をグングンと、ついて行くのが大変なくらい。そう、これがケータの本来の姿なんです^^







真っ白な山頂。

歩いて来た山々を見る事はできませんでしたが、そんな事はどうでもいい。南の端、編笠山からいくつもの峰々を越えて辿り着いた蓼科山。何も見えなくたって達成感で胸一杯です、よく頑張った!






おっと、山行はまだ終わっていません。

残すは下山のみでしたが、残念ながら予報よりも早く雨が降り出してきましたw
ガレた急坂、おまけに雨で濡れて滑る岩と土。最後の最後まで試練が続きます(涙






蓼科山登山口まで下ってきたものの、ここで終わりではありません。

観音平に戻る為に茅野駅までバスで移動するのですが、登山口のバスではかなりの待ち時間があるのでバスの便が多いプール平まで歩く事になります。






プール平までは道路を渡って信玄棒道を1時間程下ります。

基本的にはなだらかな道ですが、縦走の疲れもあって何気につかれましたww






信玄棒道を下りきって親湯に到着。

ここから15分程舗装路を歩いてプール平へ向かいますが、とりあえず下界に下りてきたということで無事ゴール。長く辛い三日間、よく歩ききりました、お疲れさん!!






これまで何度も歩いて来た八ヶ岳。一つのピークを目指したり、縦走で周回したりしてきたけれど、今回はそのルートを一気に線で結んでみました。

歩いた事があるルートや初めて歩いたルート。それぞれが懐かしくもあり新鮮でもあり、また素晴らしい景色もあれば苦しい道のりもあり。南と北との違いも感じながら三日間で50km、本当に長い道のりでした。
日帰りや二日間で歩く超人もおられるようですが、今の我が家では今回の行程が限界。途中で予定変更もあり、納得のいく山行とはなりませんでしたが、凡人の我が家なりに精一杯頑張りました^^


小学生最後の夏休み、まずは一つ目の思い出がつくれたかな?
さあ、次いってみよー!!





おしまい








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