八ヶ岳南北縦走(前編)
7/21~23 夏山シーズン第一弾、八ヶ岳連峰の端から端までをケータと歩いてきました。
ケータが夏休みに入ったと同時に自分も有休を取り、夏山を歩いてきました。
当初は後立山連峰を1泊で縦走する予定でしたが、天気予報が悪い方向に変わってしまいました。多少の崩れなら突っ込んでも良かったんだけど、積乱雲だとか雷だとかの文字にビビって泣く泣く予定を変更する事にw
変更先は秘かに温めていたプラン、八ヶ岳南北縦走でした。我が家にとって八ヶ岳は色々と思い出のある山で、初めての父子テン泊も、初めての縦走も八ヶ岳。初雪中テン泊や記憶に新しい厳冬期の赤岳登頂も思い出に残る山行でした。そんな思い出深き八ヶ岳を、いつか端から端まで歩いてみたいねってケータと話していたんですが、今回念願叶ってやっと実行に移す事になりました。
ざっくりですが、予定では初日に観音平からオーレン小屋(小屋泊)まで。二日目にオーレン小屋から双子池(テント泊)。最終日に双子池から蓼科山を登頂して下山という行程です。
初日はハードな行程なのでゆったりと小屋泊、二日目は予算の都合でテント泊をチョイス。できれば両日共に小屋泊が望ましいんですが、今後も山行が控えているので出来るだけ節約せねば。
(ちなみに両日共にテント泊、なんて事は全く考えていませんでしたw)
おはようございます。
初日は観音平から南の主峰を越えてオーレン小屋までの行程を予定。多分この日が一番ハードなのかな?
ロングハイク、睡眠不足、久し振りのテン泊装備と不安はたっぷりですが頑張りましょう(^^;
お天気はまずまずかな?
朝からなかなかきつい登りですw
まずは南の端、編笠山に登頂。もう疲れてますw
次に目指すエボシと権現岳。(遠い)
先日歩いた白峰三山も見えます。
南から北へ続く八ヶ岳連峰、左端に見える蓼科山がすごく遠く感じます。
本当にあそこまで行けるんかいな??
大岩を下って青年小屋へ。
苦手な岩下り。この時点でケータは足が痛いと(汗)。まだ序盤の序盤なので先が心配、休憩を多めにとりながら地道に歩いて行くしかありません。
エボシ、権現は岩々です。
ガレた道や鎖場などがありますが、特に危険なところはありません。
権現岳を登頂後、一旦分岐まで戻ってからキレットへ向かいます。
ガスで隠れてしまいましたが、前方には赤岳が見えます。
長いキレット小屋までの道。下って登っての繰り返し?見てるだけで嫌になるw
と、その前に例のハシゴです。
高所恐怖症には難所中の難所。とにかく怖かった、ただそれだけです(涙
道中、コマクサ発見。夏と言えばこの花、数少ない名前のわかる花です(笑
ようやくキレット小屋。
権現岳からこの区間、やたらと長く感じました。だらだら登って下って、岩や石もゴロゴロしてるしねw
いざ、岩場の急登へクライムオン!
急登だけど岩場の方が楽しみがあって良い。
高度感はそれほどでもないかな?でも浮石も多いので落石には注意が必要です。
こちらは真教寺尾根でしょうか?なかなか険しそうw
山頂が見えてきた。もう少しだ、頑張ろう!
スタートから8時間で赤岳に登頂。よく頑張った!
しかし、正直ここまでは予想以上に時間がかかっています。ケータの調子が悪く、今までにないくらい歩けていない感じです。重荷や足の痛みが原因なのかもしれないけど、この調子だとオーレン小屋までは厳しいかも...。
それでも進むよ。
ケータと話し合った結果、予定通りオーレン小屋を目指します。ガスってはいるけど天候に大きな崩れはなさそう(雨雲の動きを確認したうえで)、日照時間の長い時期なので日没の心配もないので17時を目標に歩き始めました。
岩々が続くよ。
横岳は岩の山。疲労感はたっぷりだけど、地味な登山道を歩くよりはこうした変化のある場所の方がモチベーションを維持できるのでまだ良い。
横岳(奥の院)に到着。
時間的余裕もないので写真だけ撮ってさっさと出発します。
次に向かうは硫黄岳。
ここから何気に遠いんだよねw
気合で到着、硫黄岳。
残りは夏沢峠までの下りとオーレン小屋までの1時間。もうひと頑張りだ~
翌日歩く予定の北八ヶ岳の山々を見ながら、いや見る余裕すらなかったかもw
足が痛いのを我慢しながら必死に歩くケータに、ただただ励ましの言葉をかけながら夏沢峠へ下ります。
夏沢峠着。
果てしなく感じた下り、気力だけで下ってきましたがゴールはもう少し先w
遠かった。本当に遠かったオーレン小屋。
当初の予定より1時間もオーバーして到着w まさかこんなに時間がかかるとは、まさかこんなにきついとは。なめていたわけではないけれど、ちょっと甘く見すぎていたのかもしれません。
いろいろと反省しなければならない事はあるけれど、今はゆっくりと休みたいw
到着(17時)してすぐに夕食の時間。
楽しみにしていたオーレン小屋名物の桜鍋に舌鼓。やわらかいお肉と温かい白米、美味でした♪
お風呂!
泊地をオーレン小屋にした理由はこのお風呂でした。山でお風呂に入れるなんて、しかも屋内の。
疲れ切った体に染み渡るお湯、最高でした^^
ハードだった初日。南八ヶ岳を一気に歩いてきましたが、長かったの一言に尽きますw
初日でこれだけの疲労感、ケータの足も心配だけど自分の体力も心配です。
翌日はいったいどうなってしまうんだろう(汗
二日目に続きます
当初は後立山連峰を1泊で縦走する予定でしたが、天気予報が悪い方向に変わってしまいました。多少の崩れなら突っ込んでも良かったんだけど、積乱雲だとか雷だとかの文字にビビって泣く泣く予定を変更する事にw
変更先は秘かに温めていたプラン、八ヶ岳南北縦走でした。我が家にとって八ヶ岳は色々と思い出のある山で、初めての父子テン泊も、初めての縦走も八ヶ岳。初雪中テン泊や記憶に新しい厳冬期の赤岳登頂も思い出に残る山行でした。そんな思い出深き八ヶ岳を、いつか端から端まで歩いてみたいねってケータと話していたんですが、今回念願叶ってやっと実行に移す事になりました。
ざっくりですが、予定では初日に観音平からオーレン小屋(小屋泊)まで。二日目にオーレン小屋から双子池(テント泊)。最終日に双子池から蓼科山を登頂して下山という行程です。
初日はハードな行程なのでゆったりと小屋泊、二日目は予算の都合でテント泊をチョイス。できれば両日共に小屋泊が望ましいんですが、今後も山行が控えているので出来るだけ節約せねば。
(ちなみに両日共にテント泊、なんて事は全く考えていませんでしたw)
おはようございます。
初日は観音平から南の主峰を越えてオーレン小屋までの行程を予定。多分この日が一番ハードなのかな?
ロングハイク、睡眠不足、久し振りのテン泊装備と不安はたっぷりですが頑張りましょう(^^;
お天気はまずまずかな?
朝からなかなかきつい登りですw
まずは南の端、編笠山に登頂。もう疲れてますw
次に目指すエボシと権現岳。(遠い)
先日歩いた白峰三山も見えます。
南から北へ続く八ヶ岳連峰、左端に見える蓼科山がすごく遠く感じます。
本当にあそこまで行けるんかいな??
大岩を下って青年小屋へ。
苦手な岩下り。この時点でケータは足が痛いと(汗)。まだ序盤の序盤なので先が心配、休憩を多めにとりながら地道に歩いて行くしかありません。
エボシ、権現は岩々です。
ガレた道や鎖場などがありますが、特に危険なところはありません。
権現岳を登頂後、一旦分岐まで戻ってからキレットへ向かいます。
ガスで隠れてしまいましたが、前方には赤岳が見えます。
長いキレット小屋までの道。下って登っての繰り返し?見てるだけで嫌になるw
と、その前に例のハシゴです。
高所恐怖症には難所中の難所。とにかく怖かった、ただそれだけです(涙
道中、コマクサ発見。夏と言えばこの花、数少ない名前のわかる花です(笑
ようやくキレット小屋。
権現岳からこの区間、やたらと長く感じました。だらだら登って下って、岩や石もゴロゴロしてるしねw
いざ、岩場の急登へクライムオン!
急登だけど岩場の方が楽しみがあって良い。
高度感はそれほどでもないかな?でも浮石も多いので落石には注意が必要です。
こちらは真教寺尾根でしょうか?なかなか険しそうw
山頂が見えてきた。もう少しだ、頑張ろう!
スタートから8時間で赤岳に登頂。よく頑張った!
しかし、正直ここまでは予想以上に時間がかかっています。ケータの調子が悪く、今までにないくらい歩けていない感じです。重荷や足の痛みが原因なのかもしれないけど、この調子だとオーレン小屋までは厳しいかも...。
それでも進むよ。
ケータと話し合った結果、予定通りオーレン小屋を目指します。ガスってはいるけど天候に大きな崩れはなさそう(雨雲の動きを確認したうえで)、日照時間の長い時期なので日没の心配もないので17時を目標に歩き始めました。
岩々が続くよ。
横岳は岩の山。疲労感はたっぷりだけど、地味な登山道を歩くよりはこうした変化のある場所の方がモチベーションを維持できるのでまだ良い。
横岳(奥の院)に到着。
時間的余裕もないので写真だけ撮ってさっさと出発します。
次に向かうは硫黄岳。
ここから何気に遠いんだよねw
気合で到着、硫黄岳。
残りは夏沢峠までの下りとオーレン小屋までの1時間。もうひと頑張りだ~
翌日歩く予定の北八ヶ岳の山々を見ながら、いや見る余裕すらなかったかもw
足が痛いのを我慢しながら必死に歩くケータに、ただただ励ましの言葉をかけながら夏沢峠へ下ります。
夏沢峠着。
果てしなく感じた下り、気力だけで下ってきましたがゴールはもう少し先w
遠かった。本当に遠かったオーレン小屋。
当初の予定より1時間もオーバーして到着w まさかこんなに時間がかかるとは、まさかこんなにきついとは。なめていたわけではないけれど、ちょっと甘く見すぎていたのかもしれません。
いろいろと反省しなければならない事はあるけれど、今はゆっくりと休みたいw
到着(17時)してすぐに夕食の時間。
楽しみにしていたオーレン小屋名物の桜鍋に舌鼓。やわらかいお肉と温かい白米、美味でした♪
お風呂!
泊地をオーレン小屋にした理由はこのお風呂でした。山でお風呂に入れるなんて、しかも屋内の。
疲れ切った体に染み渡るお湯、最高でした^^
ハードだった初日。南八ヶ岳を一気に歩いてきましたが、長かったの一言に尽きますw
初日でこれだけの疲労感、ケータの足も心配だけど自分の体力も心配です。
翌日はいったいどうなってしまうんだろう(汗
二日目に続きます
この記事へのコメント
初日でオーレン・・・
すげー・・・
まさに気合い。
掛け声を掛け合う忠太親子が思い浮かびました(笑)
すげー・・・
まさに気合い。
掛け声を掛け合う忠太親子が思い浮かびました(笑)
おー、やはりというか、さすがというか、
オーレン小屋まで行きましたか!
長いですよねぇ、スゴく。
ボクには無理でした。
疲れ果てた後の、肉鍋と白飯は、
相当、ウマソ。
オーレン小屋まで行きましたか!
長いですよねぇ、スゴく。
ボクには無理でした。
疲れ果てた後の、肉鍋と白飯は、
相当、ウマソ。
●u10さん、こんにちは。
初日でどこまで行けるか、悩みました。
無難なところで稜線上の小屋にしようかとも思いましたが、オーレン小屋に一度泊まってみたかったんです。桜鍋とお風呂、最高でしたよ~
でも、さすがに遠かったw
気合というか、最後は惰性で歩いてましたね(笑
初日でどこまで行けるか、悩みました。
無難なところで稜線上の小屋にしようかとも思いましたが、オーレン小屋に一度泊まってみたかったんです。桜鍋とお風呂、最高でしたよ~
でも、さすがに遠かったw
気合というか、最後は惰性で歩いてましたね(笑
●mokaさん、こんにちは。
オーレン小屋、遠かったですw
二日目以降少しでも楽になるように頑張りました^^
でも本当の理由は個人的に泊まってみたかったから(笑
桜鍋まいうーでしたよ~
祝、目標達成(笑
オーレン小屋、遠かったですw
二日目以降少しでも楽になるように頑張りました^^
でも本当の理由は個人的に泊まってみたかったから(笑
桜鍋まいうーでしたよ~
祝、目標達成(笑