8/13〜15　北アルプス最奥地、憧れの雲ノ平とかをケータと歩いてきました。

台風の影響で予定が二転三転した今回の山行。一時はソロハイクになりかけたけど、なんとか3日間の日程を確保。当初の予定では4日間で歩くはずだったルートを切り詰め、雲ノ平をメインに北アルプスの最奥地を歩く事になりました。1日の差はあまりにも大きいけど、お天気も微妙な感じなので早出早着を心掛けて無理のない行程で久しぶりの北アルプスを楽しんできました^^





おはようございます。

折立にて前夜車中泊で朝をむかえました。お盆休みのど真ん中なので駐車場は臨時駐車場の奥の奥。この時期だけは絶対避けようと思っていたけど、今回ばかりはしょうがない。テン場空いてるかな？スタート前から心配がつきませんw






生憎の空模様。

普段の山行は良天に恵まれてる我が家ですが、昨年のメイン（南の南）もそうだけど夏のメインに限っては天気がよろしくないw 滅多にない泊りなので晴れてほしかったけど、これも致し方ないですね（涙






天気は悪いけど湿度が高いので早々から滝汗状態でようやく森林限界へ。

降ったり止んだりの空模様でレインウェアの脱着を頻繁に行います。途中から断続的に降る時間帯もあったけど、昨年の南の南に比べればまだまし。あの時の経験で雨対策、対応力はそれなりについたと思います(^^;


ちなみに今回、隊長が背負っているザックは40lで重量11kg（自己新、おめでとう！）。自分は最近購入した32lのザック（写真撮り忘れw）のデビュー戦で8kgでした。"親の方が軽いとは何事だ！"というご意見もあるかと思いますが、我が家の場合はこれくらいのハンデがあって丁度良いんです。事実、これで3日間無理なく同じようなペース歩けてましたから。親の威厳とか関係なしです、はい(^^;







小雨降る中、太郎平小屋に到着。

ここでちょっと小休憩。4日間の行程だったら登るつもりでいた薬師岳でしたが、今回はパス。初日の目的地は雲ノ平、薬師岳は日帰り可能なので来年あたりケータと走りに来ようかと思います。






小屋裏にある分岐より薬師沢方面へ。最終日には黒部五郎からここに戻ってくる予定です。







薬師沢小屋までは基本下り、渡渉や木道が続きます。雨も断続的に降ってきて、滑る足元に要注意。







揺れる吊り橋にほぼ垂直の梯子。

薬師沢小屋先のここが今山行の我が家の核心部でしたw 鉄製の足元で滑るので慎重に慎重に。高所恐怖症には恐ろしすぎる丁度良い？高さ、槍の穂先や大キレットよりも全然怖かった（マジで







沢沿いから雲ノ平へ直登します。

ここから隊長が本領発揮。雨で濡れて滑る大岩と急登に難儀する他の登山者をごぼう抜き、この区間だけはCTの0.6くらいで駆け上りました。ちなみにオヤジも同じペースで上がりました。ハンデのおかげでね（笑






いよいよ憧れの雲ノ平ですが．．．






ご覧のお天気で（涙

遥々やってきたのに残念すぎる景色が広がっていましたw ポジティブに考えれば幻想的な世界とも言えなくはないけど、やはり晴れててほしかったと言うのが本音。それでもどうしても行きたいと言っていたケータはすごく楽しそうにしてました。その笑顔に救われたけど、ソロだったら激しく落ち込んでいたと思います(^^;







その後も何とか庭園を進み、雲ノ平山荘に到着。

本来ならこの先のテン場でテント泊の予定でしたが、断続的に降る雨に心を折られて急遽小屋泊に変更。小屋は大混雑で一枚の布団に二人でしたが、前日のテン場もスゴイ数が出たそうです。なんでも100張り程度の所、250張りとか（汗）。言い訳になるけど、雨の中先に進んでテントを張る場所が無いとか水路になってるとかだったらちょっと厳しいなと思って。まあ、軟弱な我が家にはこの環境でのテント泊は無理ですw

雲ノ平山荘は大混雑でしたが、綺麗で雰囲気の良い小屋でした。乾燥室もあって濡れた物も完全に乾かせたし、トイレも綺麗。さすが北アルプスの小屋だなーと感心してしまいました(^^;






幻想的な景色。そう言わないとやってられないのでw




初日は残念なお天気となりましたが、夜中に外にでたら星空が広がっていました。二日目の予報では午前中はなんとかもちそうだけど、午後から崩れる予報なので早い時間が勝負かな？就寝ギリギリまで明日の行程を考える事となりました。




Day2へ続きます