憧れの雲ノ平~黒部五郎岳(Day2)
晴れました^^
半信半疑で迎えた朝。良い意味で予想を裏切る青空が広がっていました。散々悩んだ結果、二日目は(も)ピークハントはせずに黒部源流を見て黒部五郎小舎を目指す事にしました。それが時間的には最短、早めに到着してできれば雨を回避する作戦です。まあ、距離もCTも短いので慌てず急がず昼過ぎくらいに着けば良いかなーって感じでスタートします。
歩き始めてすぐに水晶岳が姿を見せます。
岩々ゴツゴツの水晶岳。登頂済なので元々歩く予定はありませんでしたが、その姿を見てたら行きたくなってきました。もちろんケータも行きたがってけど今回は勘弁してもらいました(^^;
黒部五郎岳。
遠くに見える黒部五郎。予定では最終日の朝にはあそこに立っているはず。頑張ろう!
北アルプス最奥地。
右手には水晶岳から赤牛岳の稜線、そしてそれに続く読売新道。左手には薬師岳から立山へと繋がる稜線と、その奥にチラッと見える立山連峰。それぞれの路がこの雲ノ平にも繋がっていると思うと、北アルプスのスケールの大きさにただただ圧倒されてしまいます。
祖父岳分岐
予定ではここから三俣山荘へ進む事になってましたが、ピークハントに飢えたケータの希望もあって祖父岳に登る事にしました。まあ、どのルートからでも小屋にまでのCTはそんなに変わらないですからね。
さよなら雲ノ平。
こうして見ると雲ノ平ってそれほど広くないんですね。窪地のイメージがあったけど、この角度から見るとテーブルマウンテンっぽくも見えます。もう30分遅く出たら日の当たる雲ノ平も見れたんでしょうが、仕方ない。またいつか晴れの日に再訪しようと思います。
分岐から20分程で祖父岳山頂です。初ピークとしては地味だけど、よく頑張った^^
三俣蓮華岳と奥には槍~穂高連峰。鞍部には黒部源流があるようです。
水晶岳~赤牛岳
ドーンと構える薬師岳
ピークとしては地味だけど、そこから見える景色は素晴らしいものばかり。やはり晴れは正義なり!
ファイナルアンサー?
岩苔乗越から黒部源流を見に行くつもりでいたけど、鷲羽を見ていたらピークを獲りたくなってきてしまいました。源流か鷲羽ピークか?ケータに聞いたら迷わずピークと(笑)。
二年ぶりに歩く鷲羽岳の稜線。
一昨年は裏銀座から歩いて来た路。あの時はガスで真っ白だったのでどこを歩いているのかもわからない状態だったけど、今回はそこそこの景色が見れて良かった。裏銀座のルートが繋がったのも嬉しかった^^
ちらっと見えた鷲羽池。
山頂は残念ながらガスタイムでした(涙)。でも初日に比べればまだまし、見たかった鷲羽池も見れたし降られなかっただけ良しとしましょう(^^;
三俣山荘に到着。
北アの奥地に建ったこの小屋はどのルートから入っても中間地点のような位置付けで、縦走中の立ち寄り場所でもある。ここを目標に来る方もいれば、ここをベースに周りの峰々を登頂する方もいますね。
是非食べてみたかった名物ジビエ丼。ボリューム満点、まいうーでした^^
ゆっくり休憩した後は三俣蓮華を目指してリスタート。
まさに鷲が羽を広げるような姿。このアングルからの鷲羽岳はほんとカッコ良い!
あれが山頂?
三俣蓮華岳に到着。徐々にガスが広がってきたので先を急ぎます。
晴れてれば良い景色?
まだ昼前なのに降ったり止んだりを頻繁に繰り返す忙しいお天気w 予報では夕方から崩れるって言ってたけど、山の天気はほんと変わりやすいです。歩くよりもレインウェアの脱着の方が疲れたww
でもそんな天気だからこそのお楽しみも待っていました。雷鳥さん、こんにちは^^
予定通り、昼過ぎには小舎に到着。
まだ時間が早かったのでテン場はそれなりに空いてました。せっかく背負ってきたテント、この日は雨でもテントで寝るぞ!と意気込んで来たけど幸い日中は通り雨程度で済みました。でも夕方からは雷雨w 早めの行動は吉でしたね^^
鞍部に建つ黒部五郎小舎はどこか懐かしい雰囲気がありました。
夕飯の時間は雨。晴れてれば外で気持ちよく食すつもりでしたが、残念w
無印良品のカレーは種類も豊富で味も良し。今後、テン泊での必需品となりそうです^^
のんびり歩いた二日目。行動中はそれほど雨も降らず、それなりの景色も見れてまずまずだったと思います。
もう一日あれば高天原とかも行ってみたかったけど、それは次回のお楽しみという事で(^^;
Day3に続きます