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リベンジ黒戸尾根

   

リベンジ黒戸尾根
7/15 三連休の中日にケータと甲斐駒ヶ岳は黒戸尾根を歩いてきました。



中学生になって三ヵ月、ケータも徐々に生活サイクルや部活動にも慣れてきて、最近は部活のない週末はお山に行きたいと余裕もでてきたようです。そしてこの週末も部活が休みの日があったので一緒に山へ。

訪れたのは3年ぶりの黒戸尾根。前回の雲取山でトレラン風のスピードハイクに若干の手応えを感じた我が家。そこで今度は一気にハードルを上げ、黒戸尾根を歩いて(走って)みようという事になりました。

3年前は嫌というほど苦労させられた黒戸尾根を、今の我が家はどう攻略できるだろう?間違いなく成長しているケータ、3年も齢を重ねた中年オヤジ。期待と不安が入り混じる山行となりましたw




リベンジ黒戸尾根
おはようございます。高速PAで3時間ほど仮眠をとり、AM4時前に駐車場に到着。

三連休中日からなのか沢山の車が泊っていてちょっとビッくらポンw 前回来た時にはこんなに車無かったに、登山者なのか近くのキャンプ場利用者なのか?以前に比べると黒戸もメジャー化してきているようなのでこの時間でも結構な登山者を見かけました。そんな中、今回もトレラン風スタイルで入山する我が家。いかにも"それっぽい"けど外見と中身は別物。でも気持ちだけは"それ"なので一生懸命頑張る所存です(笑)。

ちなみに今回の目標タイムは10時間に設定。えっ?トレランで10時間じゃ遅いって?いえいえ、僕らはトレイルランナーじゃなくスピードハイカーですから(笑)。それにここは一度経験しているのでそんなに甘いものでは無いのも重々承知したうえでの目標設定です(^^;





リベンジ黒戸尾根
で、いきなり笹の平分岐です。

ここまでで既にバテてるオヤジw 最初は体が重いのかとも思ったけどそれは気のせいでした。今回登りはケータに先行してもらいましたが、明らかにケータのペースが速い。スタート前に「無理しない程度に自分のペースで行っていいよ」と伝えたけれど、そのペースが想定外で駐車場からここまで1時間ちょい。

自分が遅いのか?いや、齢の割には頑張ってると思う(思いたい)のでケータが速いんだと思う。それでもまだ力はセーブしていると言う。そう、彼も黒戸を経験しているのでまだまだ序盤だという事を理解してのペース配分らしい。それをふまえてのこの歴然とした体力の差に、正直心が折れそうになった(涙





リベンジ黒戸尾根
天気は良いけど...

暑いしきついし、オヤジのペースは相変わらず上がらないしw 足を止める時間も増え、完全にケータの足かせ状態。でもペースはケータに任せてあるので必死について行きます。





リベンジ黒戸尾根
刃渡り通過。




リベンジ黒戸尾根
揺るぎないペース。

その後登場する急登や岩場、鎖場や梯子なども淡々としたペースで進むケータ。この歳なら危険な場所もないので、むしろアトラクションを楽しむようにキャッキャ言いながら登っていました。





リベンジ黒戸尾根
七丈小屋に到着。

スタートから3時間半、ようやく小屋に到着です。ほぼ想定通りだけど、疲労度は明らかに想定外w ケータも疲れたとは言っていたが、まだまだ余力はある様子。きっとソロなら3時間もかからないと思います。そのくらい元気でした(^^;




リベンジ黒戸尾根
リベンジ黒戸尾根
急登は続きます。

小屋から先が地獄でしたw それほど距離はないけれど、急だし暑いしね。バテバテのオヤジでしたがケータの励ましもあってなんとか前に進みます。

「ガンバ!」「もう少しで山頂だよ」少し前までケータにかけていた言葉、今は自分がケータにこうして励まされながら登っている。逞しくなったな、という思いと同時に親として情けない、という思いも。複雑な心境なのでしたw





リベンジ黒戸尾根
スタートから5時間15分、甲斐駒ヶ岳山頂に。

自分的には頑張ったほうだと思うけど、ケータソロならもう30分、いや下手すりゃ1時間くらいは短縮できたんじゃないだろうか?歩くペースも自分に合わせてくれていたし、何度も足を止めて休憩に付き合ってもらったし。登りでは圧倒的にケータの方が強かったw





リベンジ黒戸尾根
リベンジ黒戸尾根
山頂からは360°の大パノラマ。

仙丈ケ岳や白峰三山、南アルプスの峰々が美しかった。風が吹けば涼しく、しばらくここに居たいと思ったけど長い下りが待っているので、5分程の滞在で下山します。





リベンジ黒戸尾根
無事に下山できますように。

長いやつやきついやつの下山時はよくコケたりするダメオヤジ。今回は怪我無しでお願いします(^^;





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下山は一気に。

一気といってもスピードはそれほどでもなかったりしてw それでもほぼほぼ走っての下山でした。走るのが苦手(嫌い)なケータなので、下山は自分が先行してケータを引っ張りました。うん、下りならなんとか勝負になるな(笑





リベンジ黒戸尾根
尾白川でクールダウン。

駐車場には戻らず、下山後の楽しみにしていた尾白川へ。自分は足だけだったけど、ケータは腰まで浸かって水遊びを楽しみました。キンキンに冷えた川の水が疲れを吹っ飛ばしてくれました、気持ちよかった^^





3年ぶりの黒戸尾根でしたが、やはりきつかったです。でも前回ほど下山後にダメージは残らなかったし、なにより大幅に時間短縮(休憩込みで一応サブ9)できたのは良かった。オッサンもまだまだ捨てたもんじゃないって事で(笑


そんなオッサンをよそに、終始余裕が感じられたのがケータでした。得意の登りでは揺るぎないペースで淡々と進み、苦手な下りでもなんだかんだ言う割にはしっかり走っての下山。登りでは全くと言っていいほどケータのペースにはついて行けませんでした。息子の成長は嬉しいけれど、ここまで力の差を見せつけられると、正直悔しい気持ちの方が強かったw

これからドンドン体力をつけていくケータにこれ以上離されないよう、真面目にトレーニングしなければ。そんな思いを抱いた山行でした。








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この記事へのコメント
お疲れさまでした~

お父さん、頑張った(涙)
このタイムで付いていったのには、尊敬しかないですw

中学生なら、黒戸尾根は楽しいでしょうね
何度も走りこんだら、部活へも好影響だろうし。
次は登りでサブ4、下りでサブ3くらいかな。ほんと、逞しくなってますねー。一気に大人だ。

u10u10
2018年07月20日 17:40
●u10さん

ボク頑張りました。今はこれ以上は無理です(涙

中学生になったら体つきも大人っぽくなってきましたね。
まだ線は細いけど、足のサイズは一緒です(^^;
あっ、態度はかなりデカくなりました(悲

次に黒戸があるとしたらu10家で引率お願いします。ボクはもういいですw
そのうちどこか一緒に歩きましょう!(日帰り希望w)

忠太忠太
2018年07月23日 23:00
 
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    コメント(2)