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唐松岳 八方尾根テント泊(前編)

   

唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
3/17.18 北アルプスの唐松岳をテント泊でケータと歩いてきました。




今シーズンのスノーハイク記念すべき10回目、そしてケータ小学生最後の山行は残雪期の唐松岳へ。

この週末はどこかのお山をテン泊で歩こうと、山仲間の皆さんと計画していました。この時期のテン泊、我が家のような初級者なら営業小屋のテン場を利用するのがセオリーなんですが、ちょっとチャレンジして八方尾根で野営をする事に。日帰りで十分歩ける唐松岳ですが、天気が良ければ泊りでしか見れない景色が見れる。そんな素晴らしい光景を期待し、強風の八方尾根へと出撃してきました。





唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
ゴンドラチケット売り場は朝から長蛇の列。

まだ上のリフトが動いてないからか、まずはゴンドラ往復チケットのみを購入。リフト券はそれぞれの場所で購入して下さいとの事でした。雪山テン泊の重装備ですが、ケータとうまく分散したので手廻り切符は切られずにすみました(^^;





唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
最後のリフト(クワッドリフト)乗り場は真っ白な世界。

予報では疑う余地もないくらいの晴れ。きっと上は晴れてるはず、悲観はしてません(^^;





唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
THE雲海♪

クワッドリフトに乗っていると雲を突き抜け、待っていたのはこの景色。雲一つない青空と大雲海。もうここで帰っても悔いはないかも(笑




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
おはようございます。

一昨年は日帰りで歩いた唐松岳ですが、今回はテントを背負って歩いてみます。既にちらっと見えてますが、この先どれだけの絶景が待っているのかと思うとワクワクが止まりません^^




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
右手に見えるは白馬三山。




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
振り返れば大雲海の広がる先に火打・妙高・高妻山など信越の山々。




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
左手には鹿島槍と五竜岳。




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
進む先には美しい八方尾根、不帰ノ嶮も見えてきました。

まさに360°の絶景、重荷は辛いけどテンション高く進んでいきます^^




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
こんなお天気ですから沢山の登山者が歩いています。

ほとんどが日帰りの方ですが、何人かは我が家と同じテン泊装備の方もいました。




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
双耳峰の鹿島槍ヶ岳。昨年はあそこから歩いて来たんだよね。




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
こちらも昨年歩いた不帰ノ嶮。

あの頃を懐かしみながら、のんびりと写真を撮りまくりながら。なかなか先に進まないけど、今回はお泊りで時間に余裕があるから全然急ぎません。




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
しばらくするとこの日の幕営地、下の樺が見えてきました。




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
よさそうな場所をキープ。

この時期の唐松岳は頂上山荘も閉まっているので、基本テン場はありません。よって野営となるわけですが、強風の八方尾根で風を遮れる場所はほとんどありません。標高が高いほど風は強くなるはずなのでなるべく低い所に、という訳でこの下の樺を幕営地としました。




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
ケータと二人で約1時間。風除けの雪壁ブロックを積み上げ、なんとか設営完了です。

もうちょい高さが欲しい所ですが、もう疲れたw それでも初心者のわりにはまずまずの出来栄えかな(^^;
疲れたけど、こういう作業を親子でするのは楽しいものです。ケータも楽しみながら手伝ってくれました。




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
山頂アタック。

正直、初日は止めようかなとも思いました。設営に疲れたし、後から来る仲間は明日アタックするから一緒に行こうかと。でも、初日の方が条件は良さそうだし時間もあるので、とりあえず行ける所まで行ってみようくらいの感じでスタートします。




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
いきなりの急登で心折れそうになります。でもね...




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
歩いていればこんな景色が飛び込んでくるんですよ。だから頑張れるんです^^




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
進むほどに風が強くなってきました。

天気はすごく良いですけどね、やはり風は強いです。でも撤退するとかのレベルじゃないので頑張ります。




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
景色を眺めているんじゃありません、時折の強風で前を向いて歩けない時間もありました。

やはりここは北アルプス、すんなりと登頂させてはくれません。




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
シュカブラが風の強さを物語っていました。




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
唐松岳や不帰ノ嶮、五竜岳を見渡せる絶景ポイント丸山に到着。

最初はここで引き返すつもりでしたが(実際に少し引き返した)、丸山に着いた頃から風は少し落ち着いてきたのでこのまま山頂を目指す事にしました。今思うとこの選択は正解でした。もし、この時引き返していたらきっと後悔しただろうなw




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
唐松岳~不帰三峰、不帰二峰南峰

唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
不帰二峰北峰~不帰一峰

唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
白馬三山の高さににもだいぶ近づいてきました。




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
雪と岩のMIX地帯を抜けると、その先には...




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
はいキター!絶景の立山連峰と剱岳!

ここまで上がって来ないと見れないこの景色、引き返さなくてほんと良かった^^




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
続きは山頂から拝みましょう。山頂アタック行きます!




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
絶景を横目に


唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
ちょっといやらしいトラバースを慎重に進み




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
唐松岳に登頂、よく頑張った!

小学生最後のピークハント、せっかくなので久しぶりに父子で撮って頂きました^^




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
不帰ノ嶮~白馬三山


唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
男前の五竜岳と北アルプスの山々


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五竜の奥には槍ヶ岳~大キレット~穂高連峰


唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
早月尾根から登った剱岳


唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
GWに歩いた立山連峰


これまで二人で歩いて来た山々。これ見てるとやっぱり熱い物がこみ上げてきちゃいますw いろいろな事があったなーと。辛かったり苦しかったりもしたけれど、今となればその全てが良い思い出です。またいつか一緒に歩ける時がくるのかな?





唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
名残惜しいけど、仲間が待っているので下山します。




唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
唐松岳 八方尾根テント泊(前編)
下の樺が見えてきました。

出発時は我が家のテントだけでしたが、戻ってくると数が増えてました。よく見ると我が家の隣にもテントが、どうやら皆さん到着されたようですね。




その後、幕営地でmokaさんこはなのさんと合流。風が少し強くなってきたので、簡単な宴会場を急ごしらえで造り軽く宴会?と食事をし、各々テントに避難。バタバタしてたので写真を撮る暇がなかったですw




二日目に続きます



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この記事へのコメント
雲海、絶景。よだれが...
劔のカッコよさと力強さ。うーん、拝みたい。
写真眺めながら、今年の山行に思いを馳せてしまいました。


小学生最後のピークハントが青空。
冬の忠太家の晴天率の高さ、ハンパナイ。
貯金額が凄いんだろうな。
貯め方教えてくださいw
u10
2018年03月23日 18:30
みごとな雲海!
結果的に、1日目の早朝だけだった感じですね〜。圧巻ですね。
ほんと、忠太家の晴天率の安定感半端ないです。前回いらっしゃらないから、吹雪いてましたしねw 誰だ低気圧男は。。。

今回もお世話になりました!またよろしくお願い致します!(次は小屋でw)
こはなの
2018年03月23日 22:14
●u10さん

快晴と絶景、雲海のおまけ付き。なんかスミマセンw

今シーズンはほんと天気に恵まれ過ぎ。
小学生最後だから思い残すことの無いように、と山の神様が微笑んでくれたのかな(^^;
いや、実力か(笑

>貯め方教えてくださいw
レインウェアが意味をなさないくらいの雨の中を二日間歩く事かなw
あの日以来の山行はほとんど晴れです。
参考までに(笑

忠太忠太
2018年03月26日 20:33
●こはなのさん

雲海、見事でしたよ~
麓ではガスって見えたので絶望してましたが、雲を突き抜けた瞬間に勝利を確信しました^^

ほんと晴れが続いてます。ちょっと怖いくらいw
いつかしっぺ返しが来そうで、それもちょっと怖いですww

また行きましょう!小屋泊?もちろんです!(笑

忠太忠太
2018年03月26日 20:39
 
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