冬の赤岳(後編)

忠太

2016年03月10日 20:56

3/5・6 冬の赤岳にMOMOパパさんとチャレンジしてきました。前編はコチラから

初めての雪山テント泊。


思ったほど寒さも感じず、テン場はちょっと風があったけど比較的平和な朝をむかえたのでした。







初日の腰痛が残らないか心配のまま就寝しましたが、腰ではなく何故かお尻が痛くて何度も目が覚めましたw


5時頃、テント前室での気温-8℃。

寒いと言えば寒いけど、この時期の八ヶ岳では暖かいほうなんですかね?







デビュー幕のVS10。いきなりの雪山でかわいそうに凍っておりました(^^;


自分はまだスノーフライを持っていないんですが、周りの皆さんはほぼスノーフライでした。

降雪が予想されなければ普通のフライシートでも良いんでしょうが、やはり欲しいなスノーフライ...






暖かそうな小屋の中。

やはり自分には過酷なテント泊より、優雅な小屋泊のほうがあっているような...

うん、来シーズンはお金を貯めて小屋泊にしよう!(笑






早朝はガスに覆われていた赤岳も出発前には姿を見せてくれました。

二日目は予想に反してなかなかのお天気、しかし雲の流れは早く上の方からゴォ~っと風の音が聞こえてきます。

晴れてても強風じゃ...初日に登頂して正解だった、そう思いたいw






横岳もコンニチワ。






初日に登頂を果たしたので二日目は下山するだけ。

でもせっかくなので赤岳鉱泉に寄ってアイスキャンディ-を見る事にしました。







30分も歩くと赤岳鉱泉に到着。

行者からはちょっと登って後は下るだけなのであっという間でした。






目の前に現れた巨大なアイスキャンディ-、圧巻です^^


隣にはクライミングウォールもあり、自分には別世界のアトラクションが満載。

高所恐怖症じゃなきゃこっちの世界に行っていたかもしれません。やってみたいけどな~







カマキリのようなアイスアックスを突き刺して登っていくクライマー達。

簡単に登っているように見えたけど、垂直の壁を登って行くんだからかなり疲れるんでしょうね。

うーん、やってみたい!






それにしても天気良かったな~、相変わらず風は強そうだったけど。






アイスキャンディ-を(目で)十分に楽しんだ後は北沢ルートで下山します。


北沢は初めて歩きましたが、斜度も緩くとても歩きやすかったです。

来シーズンはこっちから登って赤岳鉱泉泊、なんてのも良さそうです^^







腰痛も影を潜め、調子よくホイホイ下っているとMOMOパパさんがカモシカ君を発見!


人馴れしているのか、ある程度近づいても逃げる気配はありません。

そういえば、八ヶ岳に来るとかなりの確率でカモシカ君に会います。生息率が高いんですかね?






美濃戸山荘まで戻ってきたらほぼゴールです。


真っ白な山頂は残念でしたが、アイスキャンディーとカモシカ君を見れたので良しとしましょう(笑






悪路を慎重に運転し、美濃戸口まで戻ってきたところでちょっと早目のランチタイム。

立ち寄ったのは昨年11月にOPENしたばかりの『yatsugatake J&N』。






とってもオサレなたたずまいのこのお店、食事以外にも宿泊やお風呂もあって下山後のオアシス的存在です。

オサレすぎてオッサンは入店不可かと思いましたが、快く入店させて頂きました(笑








(左:自分) 限定ビーフシチューとデザートに八ヶ岳プリン。

(右:Mパさん) ハンバーグステーキとデザートにティラミス。

食レポは苦手なので上手く伝えられませんが、ボリュームがあってうまかった(笑


出来たばかりでまだまだ周知されていないようですが、スタッフの対応も良く今後人気になりそうなお店でした。

来シーズンはケータと立ち寄ってみたいと思います。






ある意味でコンディションにも恵まれ、冬の赤岳に無事登頂する事ができました。

今回は暖冬の影響がもろにでた形となったので状況が違えば難易度はガラッと変わるかと思います。


しかし、コンディションに恵まれたとはいえ冬の赤岳に登頂できた事はちょっとだけ自信にもなりました。

来シーズンはこの経験を生かし、ケータと共に厳冬期の赤岳に挑もうと思います^^



引率して頂いたMOMOパパさん。ご苦労かけましたが、またよろしくお願いします!





おしまい






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