赤岳(前編) 

忠太

2014年08月18日 21:13


8/13~14 八ヶ岳最高峰の赤岳に父子初テン泊でチャレンジしてきました。


今年は久し振りに長い盆休みをとることが出来たのに台風の影響で予定が二転三転。

当初は北アルプスで2泊を予定していましたが、天候を考慮して1泊で八ヶ岳を歩く事に。


先日の富士山撤退の悔しさを晴らす為に頑張った息子の夏山日記、親バカ風に仕上げてみました^^






歩き始めは美濃戸やまのこ村、子連れを言い訳に初っ端から楽させて頂きます(^^;

ちなみに美濃戸口からここまでは噂通りのダート路ですが腹擦りなく無事でした(自車:エスティマ4WD)






お揃い風のシューズで足元を固め、いざ初テン泊の重装備で頑張るぞ!重いぞ~







歩き始めて程なく美濃戸山荘を通過。

冷されたスイカと野菜、美味しそうだけどココはがまんがまん。






往きは南沢、帰りは北沢の予定...でしたが結局どちらも南沢を歩く事に。

ここから本格的な登山道が始まります。重いぞ~







登山道は樹林帯、苔むす森と沢からの涼しい風でとても歩きやすかったです。でも重いぞ~

でも、ケータは(自分もですが)普段とは違う重荷に苦戦して小休憩の繰り返し(^^;

ちなみに彼のザックは20L、主に衣類関係がメインですがその他もろもろで7kg位?重いね~







南沢では時々道迷いがあると聞いていましたが、先行者達のケルンが良い道しるべ。

まあ登山者が多いこの時期ですから迷うことはありませんが^^






樹林帯を抜けると一時的に広い河原のような場所に出ます。

ココから横岳が見えてちょっとテンションが上がりますが、再び樹林帯に入り行者小屋を目指します。あ~重い







重いザックに苦しみながらようやく行者小屋に到着、やっとザックを降ろせます。ふ~~

目指す赤岳も視界にとらえ、やる気満々...というのはウソで早く軽身になってゆっくりしたい(^^;






到着後すぐに小屋で受付を済ませ寝床を設営。

この日の我が家はクロノスドーム2、お山にはちと重たいですが父子なので居住性を重視した結果のチョイスです。

中は二人でも十分な広さだし、前室も広くいろいろと物が置けてなかなか良かったですよ^^ 重いけど...






到着時は3張り位でしたが、自分達と同じ時間帯に到着した方々も設営完了。

徐々に賑やかになるテン場ですが、この日はさほど混雑はしてませんでした。やはり明日の天気が...






さあ、ゆっくりしたのでいよいよ赤岳アタック開始。

登りは文三郎尾根(テン場奥)、下りは地蔵尾根(小屋裏)を歩きます。結果的にこの選択は正解でした。






写真ではうまく伝わらないかもしれませんが噂通りの急な階段に鎖場の連続。

身軽になったケータはグングン登っていきますがオヤジはちょっと足にきてます(>_<)






それ程時間は経っていませんが、小屋は遥かに下のほうに。

やはり急登、一気に高度を上げているのが良くわかります。






ある程度登れば周囲には魅力的な南八ヶ岳の山脈が♪(中岳~阿弥陀岳)






右に横岳、中央は硫黄岳、その奥に頭をだしているのが天狗岳。

ソロなら縦走したい素敵なお山達です。






冒頭の一枚。

青空に向かってガシガシ登るケータのたくましい姿にオヤジは感動。ちょっと泣けました

行く前は「手を貸してあげないといけないかな?」とか「高い所で怖がらないかな?」とか考えてました。

でもそんな心配は無用でした。成長した息子、嬉しいような少し寂しいような... おいていかないでね~







急登を一旦登りきると文三郎尾根分岐に到着。

ココから中岳~阿弥陀岳へ行けますが今回は子連れ(を言い訳に)なので赤岳オンリーで。






でもせっかくなので素敵な稜線をパチリ。






休憩後、最後のガレ場&岩場にとりつきます。







岩の隙間で健気に咲く花達を横目にガシガシと岩山を登ります。

高度感はあるけれど岩は安定しているのであまり危険とは感じませんでした。

父子共にこの登りが今回の山行で一番楽しいところでした♪






八ヶ岳最高峰の赤岳を制覇!

前回の富士山で悔しい思いをしたので喜びもひとしおです^^ よく頑張った!






ここまで長々ときてしまったのでこの後は後編としてレポってみたいと思います。

まあたいした中身ではありませんので見かけたら読んでやって下さい

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