甲武信ヶ岳(後編)

忠太

2014年12月04日 08:15


11/30 奥秩父は甲武信ヶ岳をソロで歩いてきました。(前編はコチラから)
     

甲武信小屋でランチを終えた後、急登を上り返して再び山頂へ。

予定では源流ルートをピストンするつもりでしたが、ソロなので少し遠回りして歩こうとついつい欲が。


この選択が後々後悔することになろうとはこの時は知る由もありませんでした...






山頂にあった道標には来た道を戻るルートの他に十文字峠の文字。

十文字峠のルート下りのCTは5時間。

ちょっと時間はかかるけど来た道を戻るのもつまらない、ソロだから大丈夫だろうと安易な気持ちで行ってみます。






こちらのルートは日影が多いからか雪も多め。

雪がクッションになり歩いていても疲れない、いい出だしです^^ 




下ったは良いがその分登りが辛かったけど三宝山に到着。

実はこのお山は埼玉県最高峰、おまけに甲武信ヶ岳より高いのです。

登頂の喜びは甲武信より大きかったかもw






三宝山を下った場所にある尻岩。

言われてみればそれっぽく見えるような...見えないような(^^;






尻岩からは再び登り。

木の根や岩混じりの急登、これがなかなか足にきます。







登りきったところで見えたのが武信白岩山。

山頂までのルートは立ち入り禁止になっていて登れないので岩山の裏を巻いて進みます。







武信白岩山からはまた下り。

鎖場なども登場し徐々に修行の様相を呈してきました。






道中唯一の眺望。

奥秩父?奥多摩?よくわかりませんが良い景色を見れてちょっとだけ元気を取り戻します。ちょっとだけね(^^;






このコース、登ったり下ったりで結構キツイです(T_T)

たびたび高度を確認してましたが減っては増えての繰り返し、体力的にも精神的にも過酷でした。






たしかココは大山だったかな?






甲武信ヶ岳と思われる山頂付近は雲の中。

山体も眺望も見えなかった甲武信ヶ岳、いつかリベンジしないとw






大山直下の鎖場。


ここでアクシデント発生。

岩場の一部が凍っていて足を滑らせてプチ落下してしまいました(T_T)

1mもない所からでしたが、岩に膝をぶつけて出血&右ひじを打撲。

出血は大したことなかったけど腕は下山するまで痺れがとれずストックを握れない状態でした。


幸い車に戻る頃には痺れも無くなり無事に帰って来ることができたけど、痛い目にあいました(T_T)






しばらく下りのみで歩くと十文字小屋に到着。

こちらも冬期閉鎖中でした。





     
甲武信小屋同様に味のある看板、ステキです♪






小屋からは雪もなく、難所もないので一気に下ります。

でもストックつけないので慎重に慎重に(^^;







この橋が見えれば源流ルートとの分岐までもう少し。






あの小さな水源がこうして川となり、やがて大河となるんですね~ 

自然ってすごい!






ヘロヘロになりながらも無事駐車場に帰還。

途中アクシデントもあり、休憩も多めにとったわりにはCTより30分早く下山できました。

CTはちょっとオーバーかもしれませんね(^^;






今回のルート、往きはわりと余裕があったけど下り(十文字峠)は結構キツかったです。

アップダウンが数回、尻岩でアイゼンを外すもその後にも雪(氷)があり、滑って歩きづらかった。

アイゼンの脱着のタイミングはやはり難しいですね(^^;


それと、最近トレーニングを怠っているせいか体力が落ちているような気もしました。齢かな?

これから雪山もシーズンイン、今一度トレーニングをつんで安全かつ楽しい雪山を満喫したいと思います。



おしまい





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