雨の南アルプス南部縦走 3000m峰完結の山旅(前編)
8/15~18 南の南。南アルプス南部の3000m峰をケータと歩いてきました。
この夏のメインイベント、念願の南の南へ。
日本3000m峰踏破も残すは4座(御嶽山は一旦保留)、その全てがこの山域に集中しています。アクセス面の悪さと懐の深いこの山域を歩くには、日帰りや1泊で一気に歩くのは現実的ではありません。(無理w)
そのため、夏休みに連泊で歩くことを以前から計画していたわけですが、事前の天気予報では予定日が全て雨という残念すぎる情報が(涙)。
普通の山行なら中止か行き先変更を余儀なくされる状況でしたが、この山行だけはどうしてもこのタイミングで行くしかない。来年から中学生となるケータ、いろいろと忙しくなる(なってもらわないと困る)ので小学生最後の夏となる今、これが目標達成のラストチャンスなのです。雨予報とはいっても、ポジティブに考えれば台風や大荒れの予報が出ていなかったのが不幸中の幸い。目標達成への挑戦権を得られただけでも良しとしなければ。(そう思わないとやってられないw)
ー計画ー
今回の行程、予定では以下の通り。(全日雨予報のため、小屋泊)
(一日目) 聖沢登山口ー聖平小屋(泊)
(二日目) 聖平小屋ー聖岳ー百間洞山の家ー赤石岳避難小屋(泊)
(三日目) 赤石岳避難小屋ー赤石岳ー荒川三山ー千枚小屋(泊)
(最終日) 千枚小屋ー椹島ロッジ
逆回りで歩かれる方が多いかと思いますが、我が家はこのルート取りを選択。理由は登山口までのバス移動で、椹島までバスは混雑すると聞いていたから。先日の北ア山行の際に話した方は臨時便が出たのにも関わらず、3時間も待ったそうです。ハイク前から予定が狂ってしまうのは痛いので、確実に乗車できる(要予約)方を選んだわけです。
ちなみに聖沢登山口へは井川観光協会、椹島へは東海フォレストのバスを利用します。それぞれ乗車条件があるので、詳しくはHPを参照してくださいね^^
【初日】

畑薙ダム夏季臨時駐車場。
前日(14日)の夜に到着し車中泊。家から7時間かかっているので、実際には4泊5日の長旅ですねw
天気が良くないからか、車は半分あるかないか。天気が良ければ満車になるのでしょうか?

おはようございます。小一時間バスに揺られながら聖沢登山口にやってきました。
(悪路のため酔い止めの薬は飲んだほうが良い)
初日は聖平小屋までなので比較的楽な行程ですが、朝からまさかの雨(涙)。その後の山行を大きく左右する初日の雨、これは大誤算でしたww


雨でも楽しいとか言っちゃう奴w
雨中ハイクは初めてではないけれど、スタートからこれだけしっかりと降られるのは初めてですw
まったくもってやる気のないオヤジ。それに比べて"雨でも楽しいね"とか言ってるケータ。山が好きなのか、過酷な環境が好きなのか?いづれにしても彼の気持ちがまったく理解できませんww

崩壊気味の登山道。

登るにつれて雨脚も強くなり、登山道は御覧のありさまにw
濁流と水たまり、そして何度かの渡渉を繰り返しているうちに靴の中も浸水気味。レインウェアも徐々に意味をなさなくなるこの環境に、不快感MAX状態で歩きました(涙

聖平小屋。
汗なのか雨なのか、全身びしょびしょになりながら小屋に到着。一刻も早く着替えたい一心でほとんど休憩もせず、CTを1.5時間まいてきてやりましたYO!

ウェルカムフルーツポンチ。
受付を済ませ、フルーツポンチを頂く。これも嬉しかったが、小屋番さんからケータにサービスで頂き物があったのも嬉しかった。そして何より嬉しかったのが、素泊まりなのに子供料金の設定があったこと(笑
この夏は小屋泊ばかりで出費がかさんでいたので、これは嬉しい誤算。ペットボトルが3本も買える♪
案内された冬季小屋(自炊ができるからと)ですぐに着替えて一旦落ち着きますが、ウェア類の乾燥作業やらなんやらでゆっくりもできませんでした。乾燥といっても北アの小屋などとは違い、乾燥室などはなく小屋の隅に適当にウェアを干すだけなので乾きも良くないんですw
結局、翌日は半乾きのズボンと靴下(替えが1着しかない)で歩く羽目になるのでした(涙
初日にしてこの有様。二日目以降も雨予報のため、予定通りに歩けるかを真剣に考えてしまいます。
このままでは聖岳のピストンだけが限界か?そんな最悪のケースも想定しながら眠れぬ夜を過ごすのでした。
【二日目】

おはようございます。目をつぶってしまってますが、眠いわけではございません(^^;
予報では曇りの二日目。この日の目的地は赤石岳避難小屋としていましたが、天候次第ではその手前の百間洞山の家に変更する予定でスタートします。聖岳ピストンはもちろん拒否られたので無しですw

いつ降りだしてもおかしくない空模様。


小聖岳を過ぎた辺りから雨。
急な登りと大粒の雨のWパンチを浴びながらもせっせと登っていきます。

こんな所を登ってきました。
あっ、これでもこの日の中では視界良好な時の写真ですからね。

17座目、聖岳に登頂。
周りの景色がお伝えできないのも残念ですが、大粒の雨がお伝えできないのも残念です(笑

予定変更。
雨脚が強くなってきたので、当初の予定を変更して百間洞山の家をこの日の宿泊地にする事にしました。
聖岳からは5時間弱、ピークを二つ三つは越えなきゃならないので楽ではありませんが、とにかく進むしかありません。がんばろーw

そりゃあ、こんなお天気ですから雷鳥さんもいますよね^^

中盛丸山に登頂する頃にはどしゃ降りでした。
もう笑うしかない(笑

目の前には大沢岳。
安心してください、あれは登りません。中腹から小屋までの分岐があるのでそっちに進みます。

ふ~ やっと小屋が見えてきた~

ホットコーヒーで温まる。
夏山と言えども、こうも雨に打たれ続けると体は冷えてしまいますね。頭から足先までずぶ濡れ、初日同様さっさと着替えて乾燥作業に移ります。百間洞山ではストーブに火を入れてくれたので靴と靴下以外は完全に乾かすことができました、ラッキー♪

まったりタイム。
二日目も早く目的地に着いたのでのんびりと過ごします。読書したり昼寝したり、とにかくまったりと。

晴れた。
15時を過ぎたあたりから青空も見え始めました。でも、もう遅いww

トンカツ♪
二日目も自炊予定でしたが、ここまで何も楽しみがなかったので名物のトンカツを頂くことにしました。揚げたてのトンカツに蕎麦までついてボリューム満点!最高の贅沢でした^^
こうして、たいした中身もないまま二日間が終了。三日目はいよいよ3000m峰が完結する残り3座を縦走します。予報では曇りのち晴れとなっていますが、贅沢は言いません。どうか降りませんように。
後編に続きます。
日本3000m峰踏破も残すは4座(御嶽山は一旦保留)、その全てがこの山域に集中しています。アクセス面の悪さと懐の深いこの山域を歩くには、日帰りや1泊で一気に歩くのは現実的ではありません。(無理w)
そのため、夏休みに連泊で歩くことを以前から計画していたわけですが、事前の天気予報では予定日が全て雨という残念すぎる情報が(涙)。
普通の山行なら中止か行き先変更を余儀なくされる状況でしたが、この山行だけはどうしてもこのタイミングで行くしかない。来年から中学生となるケータ、いろいろと忙しくなる(なってもらわないと困る)ので小学生最後の夏となる今、これが目標達成のラストチャンスなのです。雨予報とはいっても、ポジティブに考えれば台風や大荒れの予報が出ていなかったのが不幸中の幸い。目標達成への挑戦権を得られただけでも良しとしなければ。(そう思わないとやってられないw)
ー計画ー
今回の行程、予定では以下の通り。(全日雨予報のため、小屋泊)
(一日目) 聖沢登山口ー聖平小屋(泊)
(二日目) 聖平小屋ー聖岳ー百間洞山の家ー赤石岳避難小屋(泊)
(三日目) 赤石岳避難小屋ー赤石岳ー荒川三山ー千枚小屋(泊)
(最終日) 千枚小屋ー椹島ロッジ
逆回りで歩かれる方が多いかと思いますが、我が家はこのルート取りを選択。理由は登山口までのバス移動で、椹島までバスは混雑すると聞いていたから。先日の北ア山行の際に話した方は臨時便が出たのにも関わらず、3時間も待ったそうです。ハイク前から予定が狂ってしまうのは痛いので、確実に乗車できる(要予約)方を選んだわけです。
ちなみに聖沢登山口へは井川観光協会、椹島へは東海フォレストのバスを利用します。それぞれ乗車条件があるので、詳しくはHPを参照してくださいね^^
【初日】
畑薙ダム夏季臨時駐車場。
前日(14日)の夜に到着し車中泊。家から7時間かかっているので、実際には4泊5日の長旅ですねw
天気が良くないからか、車は半分あるかないか。天気が良ければ満車になるのでしょうか?
おはようございます。小一時間バスに揺られながら聖沢登山口にやってきました。
(悪路のため酔い止めの薬は飲んだほうが良い)
初日は聖平小屋までなので比較的楽な行程ですが、朝からまさかの雨(涙)。その後の山行を大きく左右する初日の雨、これは大誤算でしたww
雨でも楽しいとか言っちゃう奴w
雨中ハイクは初めてではないけれど、スタートからこれだけしっかりと降られるのは初めてですw
まったくもってやる気のないオヤジ。それに比べて"雨でも楽しいね"とか言ってるケータ。山が好きなのか、過酷な環境が好きなのか?いづれにしても彼の気持ちがまったく理解できませんww
崩壊気味の登山道。
登るにつれて雨脚も強くなり、登山道は御覧のありさまにw
濁流と水たまり、そして何度かの渡渉を繰り返しているうちに靴の中も浸水気味。レインウェアも徐々に意味をなさなくなるこの環境に、不快感MAX状態で歩きました(涙
聖平小屋。
汗なのか雨なのか、全身びしょびしょになりながら小屋に到着。一刻も早く着替えたい一心でほとんど休憩もせず、CTを1.5時間まいてきてやりましたYO!
ウェルカムフルーツポンチ。
受付を済ませ、フルーツポンチを頂く。これも嬉しかったが、小屋番さんからケータにサービスで頂き物があったのも嬉しかった。そして何より嬉しかったのが、素泊まりなのに子供料金の設定があったこと(笑
この夏は小屋泊ばかりで出費がかさんでいたので、これは嬉しい誤算。ペットボトルが3本も買える♪
案内された冬季小屋(自炊ができるからと)ですぐに着替えて一旦落ち着きますが、ウェア類の乾燥作業やらなんやらでゆっくりもできませんでした。乾燥といっても北アの小屋などとは違い、乾燥室などはなく小屋の隅に適当にウェアを干すだけなので乾きも良くないんですw
結局、翌日は半乾きのズボンと靴下(替えが1着しかない)で歩く羽目になるのでした(涙
初日にしてこの有様。二日目以降も雨予報のため、予定通りに歩けるかを真剣に考えてしまいます。
このままでは聖岳のピストンだけが限界か?そんな最悪のケースも想定しながら眠れぬ夜を過ごすのでした。
【二日目】
おはようございます。目をつぶってしまってますが、眠いわけではございません(^^;
予報では曇りの二日目。この日の目的地は赤石岳避難小屋としていましたが、天候次第ではその手前の百間洞山の家に変更する予定でスタートします。聖岳ピストンはもちろん拒否られたので無しですw
いつ降りだしてもおかしくない空模様。
小聖岳を過ぎた辺りから雨。
急な登りと大粒の雨のWパンチを浴びながらもせっせと登っていきます。
こんな所を登ってきました。
あっ、これでもこの日の中では視界良好な時の写真ですからね。
17座目、聖岳に登頂。
周りの景色がお伝えできないのも残念ですが、大粒の雨がお伝えできないのも残念です(笑
予定変更。
雨脚が強くなってきたので、当初の予定を変更して百間洞山の家をこの日の宿泊地にする事にしました。
聖岳からは5時間弱、ピークを二つ三つは越えなきゃならないので楽ではありませんが、とにかく進むしかありません。がんばろーw
そりゃあ、こんなお天気ですから雷鳥さんもいますよね^^
中盛丸山に登頂する頃にはどしゃ降りでした。
もう笑うしかない(笑
目の前には大沢岳。
安心してください、あれは登りません。中腹から小屋までの分岐があるのでそっちに進みます。
ふ~ やっと小屋が見えてきた~
ホットコーヒーで温まる。
夏山と言えども、こうも雨に打たれ続けると体は冷えてしまいますね。頭から足先までずぶ濡れ、初日同様さっさと着替えて乾燥作業に移ります。百間洞山ではストーブに火を入れてくれたので靴と靴下以外は完全に乾かすことができました、ラッキー♪
まったりタイム。
二日目も早く目的地に着いたのでのんびりと過ごします。読書したり昼寝したり、とにかくまったりと。
晴れた。
15時を過ぎたあたりから青空も見え始めました。でも、もう遅いww
トンカツ♪
二日目も自炊予定でしたが、ここまで何も楽しみがなかったので名物のトンカツを頂くことにしました。揚げたてのトンカツに蕎麦までついてボリューム満点!最高の贅沢でした^^
こうして、たいした中身もないまま二日間が終了。三日目はいよいよ3000m峰が完結する残り3座を縦走します。予報では曇りのち晴れとなっていますが、贅沢は言いません。どうか降りませんように。
後編に続きます。