あそびとギア ASOBI-POCKET

忠太

2018年01月08日 14:16


ASOBI-POCKET -あそびとギアー


山仲間のu10さんが代表(兼製作)を務めるアウトドアガレージブランド"あそびとギア"。その"あそびとギア"から絶賛発売中のショルダータイプ?サコッシュタイプ?のバック、"ASOBI-POCKET"を支給して頂けたので、雪山で使ってみました。




使用頻度の高いフロントポケット

メインポケットの他に設けられた大型のフロントポケットは物をサッと出し入れ出来て便利でした。気温の低い雪山では休憩する時以外は常に動いていないと体が冷えてしまいます。歩きながらでも口に入れられる行動食、ちょっとした時に外したサングラスやグローブなども一時的に入れられるのでこのフロントポケットは使用頻度が高いです。物が落ちにくいように付けられた(多分)スナップボタンも理にかなっているし、雪山用の厚手のグローブをしたままでも扱いやすかったです。






大容量のメインルーム

メインルーム底にはマチ幅がたっぷりあるので、正面からの見た目以上に物が多く入れられます。写真はちょっとわかりづらいけど500mlのペットボトルを横にしていますが、横幅・マチ幅共に余裕有り。縦にしてもすっぽり入ります。

個人的にはこのペットボトルが余裕で納められるという点がミソ。冬季登山においても水分補給は重要ですが、気温が低い時などはザックの脇など外気にさらされる所にに入れておくとペットボトルでは凍ってしまいます。水筒に入れれば...というもっともな意見もありますが、準備や入れ替えが面倒でw
(ちなみにASOBI-POCKETは500ml程度の水筒なら入れられます)

その点、ASOBI-POCKETの中に入れておくと凍らないとは言いませんが、外気にさらしておくよりは凍りにくいのです。実際、極寒の山初め(レポは後日)を歩いた時もザックの脇とASOBI-POCKETにそれぞれペットボトルを入れて検証してみましたが、ザック脇はほぼ凍り付き、ASOBI-POCKETの方は半分も凍っていませんでした。気温が低い日は水筒、そうでもなさそうならペットボトルも可だと思います。






ショルダーベルトはバックル式で取り外し可能。

もちろん長さの調整も容易にできますが、これはある程度固定かな?






両開きのファスナーも使い勝手が良いです。

紐が付いているので雪山用グローブでも扱いやすい。自分は素人なので細かな知識はありませんが、ファスナーとボディ(X-Pac)は防水性の素材で造られているようです。






年末の燕岳山行の帰りには1時間強雪降るなかを歩きましたが、中の物は一切濡れる事はありませんでした。

完全防水ではないようですが、降雪時または多少吹雪かれる程度なら問題なく使用できると思います。






小6男子(150~155cm)が身に着けるとこんな感じです。

この時は山小屋から山頂ピストンのアタックバック?として使いました。中にはペットボトルと行動食、ゴーグルとバラクラバ。あとメインルーム内の仕切り(写真撮り忘れw)に財布とティッシュを入れてます。コンディション(天候)が良くて、それほど時間がかからない山頂アタックなら必要最小限の物はこれ一つに収納できてしまいます。



行動中のサブバック、山頂アタック時のアタックバック、山小屋滞在時には貴重品や小物を入れて持ち運びもできて多用途に使えるASOBI-POCKET。製作者の意図からか、素材や細部の造りは雪山での使用を想定したものになっているような気もしますが(笑)、無雪期にも活躍してくれる事でしょう。

子供の外遊びのサポートに、大人は登山のサブバックなどに。アウトドアフィールドにはもってこい、使い勝手の良いバックでした。お世辞抜きで(笑



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