スピードハイク始めました

忠太

2017年10月31日 21:40


スピードハイクを始めるにあたって、まずは足元の軽量化を図るべくシューズを購入してみました。
(父)ラスポルティバ SYNTHESIS GTX SURROUND
(子)ノースフェイス ヘッジホッグ ファストパック ライト ミッド WP




夏の山行で燃え尽きた感があった我が家。歩きたいと思っていた山や路も歩いたし、キレットなども踏破し、次の目標となるものが見つからなかったのがその要因となっていたように思います。ちょっとだけ気持ちが山から遠のいた時もあったけど、やっぱり山が好き。そこで山へのモチベーションを高めるために、登山スタイルを変えて新たなる気持ちで山歩きを楽しもうと考えました。


トレラン、ファストハイク、ULハイクなど。近年様々なスタイルで山歩き(走り)を楽しむ方が増えていますが、我が家が選んだのは"スピードハイク"というジャンルです。正直その定義はよくわかりませんが、イメージとしては"いつもより早く歩き、走れる所は走る"といった感じ。

トレランのように走りがメインではなく、ULハイクのように軽量化重視でもなく。もちろん、ある程度の軽量化を図ることで早く歩けたり走れたりもするので、どちらにも共通する部分はあるので大きな違いはないのかもしれません。要はいいとこどりです^^







共にミドルカットをチョイス。

足首を捻る癖?があるので、ローカットでは不安でミドルカットにしてみました。それでも足首の保護という面ではそれほど期待できないと思うのでテーピングを巻いて捻挫防止に努めたいと思います。






ブロックパターン。

一般的な"登山靴"に比べるとやや浅く見えますが、グリップ力はなかなかのもの。先日の安達太良山でデビューさせてみましたが、ぬかるんだ登山道や岩の上でも滑る事はなかったです。ソールの厚みもそこそこでクッション性もまずまずでした。






防水仕様。

山では突然の天候悪化も無くは無い。軽量化重視、天気の良い日にしか出撃しない、といった人にはあまり必要のない防水仕様ですが、我が家は多少の悪天でも"行ける時に行く"というスタイルなのでこれは必須。

南アルプスで経験した、濡れた靴の不快感はかなりのものでしたからねw 
それに雪道でもチェーンスパイクとかで歩けそうだし♪






クイックシューレース。

たまたま一緒でした。靴紐を結ぶ手間、ほどけた時や緩んだ時に直す手間がかからないのですごく便利。








安達太良山で初走り。

登りでは意識して早めに歩き、稜線や下山時では走れそうな所は軽くジョグ程度に走ってみました。元々、登りは得意分野なのでニューシューズの恩恵があったかは微妙ですが、フラットな所や下りでは明らかにいつも以上のペースで歩けていたと思います。

ぬかるみや岩の上でもそれほど滑ることもなかったし、軽さからか足の運びもスムーズで疲れも少なかったような気がします。まあ今回は距離も短かったので、今後は距離を延ばしながら様子をみようかと思います。



我が家の弱点でもある下りでのペースアップができるようになったのは大きな収穫ですが、それ以上の収穫もありました。それはケータの"走る"事への苦手意識が変わった事。前々からトレラン(風)の山行を提案していましたが、本人は走る事が苦手(運動オンチw)なのであまり乗り気ではありませんでした。でも、今回少しだけ走ってみたら意外と楽しかったと言ってくれました。苦手な走りも"山"という大好きなフィールドで行うからこそ楽しみに変わるのかもしれませんね。

次の山行にテン泊を提案したら、スピードハイクが良いって言ってるくらい^^ 
ただ問題はケータにオヤジがついていけないという事(涙)。さすがに毎日のように学校で走り回っている12歳に、40過ぎのオッサンがついていくのはちょっと厳しいものがあります。悲しいかなそれが現実w


新たに山歩きの楽しみが増えた半面、不安がつきないオッサンなのでありました(笑



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