赤城山 -新雪と強風の鍋割山ー

忠太

2017年02月15日 07:40


2/12 寒波到来の日曜日、厳冬期の赤城山をケータと歩いてきました。



晴れを取るか、雪を取るかで悩んだ週末の山行。我が家はやはり雪を選びましたw

南関東(丹沢、秩父方面)なら晴れも期待できたけど、やっぱりこの時期は雪山が良い。例えお天気が多少悪くても、それはそれで雪山っぽくて嫌いじゃありません。そんな理由から今回は赤城山に狙いを定めて出撃。

あわよくば晴れ間も期待できるんじゃ?なんて淡い期待をもっていたんですけどねww






目指したのは赤城山の黒檜山でしたが、前日夜からの雪と強風(吹雪)で登山口までたどり着けず(涙

県道4号線ではスタックする車も有り、吹雪で視界が悪すぎて途中で撤退。このまま帰るのも悔しいので予定を変更し、姫百合駐車場から鍋割山を目指して歩く事にしました。






おはようございます。

とりあえず出発しますが、風はここでも強いので上がってみないとどうなるかわかりませんw






新雪が結構積もっているのでスノーシューを履いてスタート。

まずは荒山高原まで上がってみて状況確認。行けそうなら鍋割山を目指す事に。






程よい斜面、雪もしっかりあってシューでも登れました。







荒山高原に到着。

予想通りの強風。でも先行者もいるし、時折晴れ間も見えるのでなんとか行けそうか?もちろんケータは進む気満々、エクストリームな雰囲気がプンプン匂ってきますが先に進みます(笑





これって霧氷なのかな?

木の枝に着いた雪がとても綺麗。欲を言えばもっと青空が欲しいところ...w







霧氷のトンネル。

もふもふの新雪と素晴らしい景色にテンションが上がります。やっぱり雪山は楽し^^






わわっ、何だこりゃ!?

目の前に巨大な雪の塊、実はこれ雪庇w こんなのが落ちてきたら...先を急ぎましょう!






稜線に上がる手前で先行者を追い抜き、この時点で我が家がトップに出た様子。

ノートレースを歩ける喜びもあるが、この先の雪の状況がちょっと心配になったりもします(汗






目指す鍋割山が見えてきました。

稜線を歩いていくわけですが、至る所に雪庇が確認できます。大丈夫かな~w






雪庇の近くを歩いていたら突然"ボンッ"の音と共に雪庇にクラックが(汗

いきなりだったので結構ビビりましたが、仮に雪庇が崩れても下は切れ落ちていないので大丈夫(だと思う)。でも注意しないとダメですね、反省w


この後、雪庇を避けるため樹林帯に入りましたが、結構雪が多くてシューを履いていても膝下ラッセル。新雪と木の枝と格闘しながら山頂を目指しました。






この日一番乗りで鍋割山に到着。よく頑張った!

強風有りラッセル有り。山頂標識にまとわりついた雪がこの日の状況を物語っています(^^;






風も強いので早々に下山します。

上空からはものすごい風の音、時折突風が吹いて木の枝が体にバシバシ当たって来るw






強風でトレースも消え再びルーファイしながらの下山。

視界がとれているのがせめてもの救いです。






さすがのケータもこの風には少しびびってました(^^;

過酷なやつも嫌いじゃないけど、ほどほどが良いですね。ほどほどね(笑






途中、ルートを外れるハプニングもあったりしたけど、無事に荒山高原に帰還。

予定では奥に見える荒山に行くはずでしたが、もうお腹一杯。この風の中を突っ込む気力は残っていなかったので下山します。






帰りは樹林帯(森)の中を自由気ままにスノーシューを楽しんで戻ります。






駐車場に無事に帰ってこれました、お疲れさん!





狙ったお山は歩けなかったけど、新雪とちょっぴり?過酷な雪山を満喫。

多少厳しい状況でも期間限定の雪山シーズンは行ける時に行かないと(^^;


でも、出来れば晴れた雪山を歩きたい。これが本音です(笑

次は晴れろ!






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