北岳(後編)

忠太

2015年07月31日 18:30


7/25~26 父子で日本No.2の北岳を歩いてきました。(前編はコチラから)


初日は北岳山荘まで、二日目はいよいよ北岳にアタックします!







この日の日の出時刻は4:40、ご来光を見る為に頑張って早起きしました^^




初日に画策していた間ノ岳登頂、残念ながら実現できませんでしたw

その理由は強風。

夜中から何度か起きてしまうほどの強風、子連れナイトハイクをするにはちょっと厳しい条件でした。


時間さえあれば...体力的にはなんの問題もなく歩けたはず、悔しいけれどNo.3はまたの機会にチャレンジします(涙






山から登る太陽がテン場を照らす朝。

北岳山荘からはこんな感じでしか見れません。山頂からだと綺麗なんだろうな~






間ノ岳のモルゲンロート。


素晴らしい景色をゆっくり眺めたいのですが、帰りのバスの時間があるので撤収しながらバタバタやってました(汗






5:30、予定より30分遅れで出発準備完了。

おニューのヘルメットを装着し、やる気満々の相棒です^^






目指すNo.2のピークは奥のとんがりのそのまた奥。

近そうな、そうでもないようなw








山頂まではお花有り、岩場有りとこれまた飽きさせない登山道。

特に危険と思えるところはありませんが、お子様は慎重に安全に。






振り返ると間ノ岳までの稜線、雑誌等でよくみる景色ですが生で見ると圧巻です。

ちくしょー、歩きたかったな!!歩きたかった.......(涙






時折の強風に耐えながらいよいよ山頂までのビクトリーロードを歩きます。






山荘から1時間15分、相棒念願の日本No.2北岳を制覇。よく頑張った!


山頂からはお待ちかね、360度の大パノラマが♪





鳳凰三山


甲斐駒ヶ岳


八ヶ岳


遠くには北アルプス、槍の穂先も見える澄み渡った青空です♪






最高の景色を堪能し北岳を後にします。

山の事故の大半は下山時におこるそう、ここからも再び気を引き締めて歩きましょう。






甲斐駒と鳳凰をバックに肩ノ小屋が見えてきました。







肩ノ小屋に到着。

早起きだったのでここで簡単に朝食を済ませます。






仙丈ケ岳と甲斐駒をバックに一枚。

ここからの稜線歩きも短いながらも気持ち良かったです^^







今回の山行は終始日差しが強く、日焼け対策をしないととんでもない事になったでしょう。

半袖着用時に腕を保護するアームカバーと先日購入したバフが大活躍。

ちなみにアームカバーは相棒が父の日にプレゼントしてくれた物です^^






草すべり分岐に到着。

ここから白根御池小屋までは容赦のない急な下り。そう、我が家の苦手な下りが始まりますw







少し下ると昨日歩いた大樺沢の雪渓が見えてきました。

横から見るとこの傾斜、いや~どおりでキツかったはずです(^^;






ガンガン下って行くと白根御池が見えて来ます。


それにしてもここの下りは本当に急だな~と思いました。

登って来る方もいましたが、心から尊敬してしまいますね。







小屋に着いたら大休止。

オヤジはコーラ、相棒はソフトクリームのご褒美タイム^^






小屋からは急な所もなく、渡渉したり穏やかな登山道を下ります。

やはり水があるところは涼しくて気持ちいい♪






長くキツかった行程もいよいよ終わりを迎えるとなると寂しいもの。

相棒もいつまでこうして一緒に歩いてくれるのかな?







広河原山荘を過ぎ、橋を渡ると登山も終了です。

山中の緊張感から解放されて相棒も満面の笑み^^






広河原に到着、今回も怪我無く帰って来れました。

お疲れさん、そしてありがとう。





二日間快晴の中を歩いた北岳登山。

素晴らしい景色と日本No.2の頂を踏めた充実感は満足のいくものでした。


しかし、当初の目標は白峰三山の縦走。

あんな事がなければと今でも悔しくて、情けなくて...後悔ばかりする毎日です。


相棒にもせめて間ノ岳の頂だけは踏ませてあげたかったけど、その願いも叶いませんでした。



それでも笑顔を絶やさずに一緒に歩いてくれた相棒。

きっと彼がいなかったらこの山行は実現しなかったことでしょう。

夏山初めは相棒のありがたみが身に染みる山行となりました。






おしまい




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