お気楽?富士登山

忠太

2014年08月06日 08:19


8/3 息子と富士山を歩いてきました。


週末は別地で父子テン泊登山を予定してましたが、天気が微妙なので計画は白紙に(T_T)

そこで急遽絞り出したプランが「日帰り富士登山」でした。

無計画の富士登山、今回の合言葉は「お気楽」。

登頂するぞ~と気負いせず、無理ならそこでやめればいいさ、くらいの気持ちで行ってきました。


結果、もちろん撤退したわけですが話のタネにレポってみます^^






初富士登山は須走ルートを選択。

子連れには距離は長いが樹林帯歩き、帰りの砂走りもあるので飽きないかな?くらいの気持ちで選びました^^






歩き始めは樹林帯。

富士山=砂礫道のイメージですが須走ルートはいい感じに木々があるので気持ちよく歩けました。最初はね






時折姿を見せる日本一のお山。

これから登る山全体を見ながら歩くのってなんか変な感じです。そして遠いです






振り返ると素敵な景色が♪

この景色だけでも満足なので帰ろうかな(^^; ちょっと本気








一時間ちょっとで最初の山小屋、新六合目の長田山荘に到着。

日曜だけど天気が微妙だからか登山者も少なめ?

ここでしばらく休憩し息を整えて再び歩きだします。






程なく本六合目の瀬戸館に到着、新?本?同じ六合目なのに?

おやおや山頂は雲の中ですね~ 腹減りましたね~






登山道も徐々に険しく、そして徐々にお山はガスが湧いて出てきました。






眼下に見えるは七合目の太陽館。

こうして見ると結構登ってきたな~と実感します。






この頃には標高3000mを超えいよいよ未知の領域に突入。

今思うと息子も口数が減り、かなりへばっていた様子。






標高3200mの本七合目に到着。

ここでは高山病と思われる方がぐったりしている姿もあり、大変だな~なんて他人事に思っていました。






名前の通りに素晴らしい見晴らし♪



しかし、ここで息子から頭痛があるとの申告を受けました。

少し前からあったようでしばらく休憩しながら様子をみる事にしましたが、症状は悪化し生あくびも連発。

恐れていた高山病の症状が思ったより早く出てしまいました。


息子には登頂の意志がありましたが無理はいけないと説得し下山を決めます。






残念ながら今回の山行はここがピークです。

サングラスで見えませんが息子の目には涙、この後しばらくはサングラスを外しませんでした。






下山は砂走りが待っていますがこの調子では無理かな?





と思っていたら高度が下がるほどに元気を取り戻してきたのでかる~く走ってみました^^

一時はどんよりした空気が一気に吹き飛び、笑顔で砂走りを楽しみました♪






途中で鹿クンにも遭遇。

富士山にも鹿っているんですね?






予定よりだいぶ早く五合目まで戻ってきました(^^;

登頂はできなかったけどよく頑張った^^






今回の初富士登山はほろ苦い思い出となってしまいました。

撤退の要因はやはり高山病。


自分なりにゆっくり歩き、こまめに水分をとるように心がけていました。

しかしなる時はなる、こればかりは仕方がないと割り切るしかありません。


高所順応しようにも五合目まではマイカー規制、ましてや日帰りで時間に制限がありました。

本来子連れなら小屋泊を選択すべきでしょうが、急な山行で実現できませんでした。


ただ、今回は個人的にはお気楽な気持ちで出かけたので撤退のショックはありません。

でも息子は悔しがっていたので次回はしっかり準備して登頂を果たしたいと思います。



日本一のお山は未熟な自分達にはまだ早かったようですね。



おしまい


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