武尊山 ー2016年 山納めー

忠太

2017年01月02日 21:25


12/29 2016年の山納めに上州武尊山をケータと歩いてきました。




今シーズンの雪山も3回目。只今お天気2連勝中、今回も晴れを狙って訪れたのは上州武尊山。

前日まで悩んだ行先でしたが、今回も晴れました。やったね3連勝!!






おはようございます。完全アウェーのスキー場にやってきましたw

年末休みでスキーヤー、ボーダーで朝からごった返すゲレンデ。数少ない登山者、朝一は我が家と後ろに写っている男性二名の計4名でしたw






登山口のあるゲレンデトップへはリフトを2本乗り継いでいきます。

リフト券売り場にある登山届を提出、リフト代と保証料を支払うとこのICチケットが渡されます。これでリフトに乗り、下山後に下山報告をするとチケットと引き換えに保証料も返還されるというシステム。






Danger!!

ここから先は登山者のみが進む路。気を引き締めてまいりましょう!






ケータはスノーシュー、僕ワカン。

前日までの降雪でラッセルを覚悟で来ましたが、先ほどの二名の方が先行されたのでこの日は二番手でスタート。ラッキーな事に残念ながらファーストトレースは付けられずw いやー残念です^^






やはり降雪後だけあってもふもふの雪。

最初の急登部の手前で先行者の前に。そこからラッセルし始めますが、いきなり悪戦苦闘w
自分はなんとか登れそうでしたが、ケータのシューでは斜度のキツさと表層部のサラサラ雪で踏ん張りがきかず、アイゼンにチェンジ。なんだかんだで時間がかかり、気付けば再び二番手を歩く事に(^^;







アイゼンに変えてからは順調に進みます。

急登をクリアした後、剣ヶ峰まで霧氷ともふもふの雪を楽しみました。所によりケータのふくらはぎ位、踏み抜いても膝くらいでしょうか?まだ積雪量が少ない為に低木が所々で顔を出し、少し歩きづらい印象。






途中で男性一名に抜かれ先行者は三名に。

追いつけばトップを変わるつもりで歩いてますが、なかなか追いつけない。申し訳ない気持ちはありますが、まあ無理せず我が家のペースで歩いて行こう。






まずは剣ヶ峰に到着。天気も良く、心配していた風も落ち着いていて良い感じ♪

でも午後からは徐々に崩れていく予報なので、できれば早めに登頂したい。頑張るぞ!






このルートの核心部?剣ヶ峰より沖武尊側への下り。

もっと雪が増え、登山者が歩けば踏み固められて歩きやすいんでしょうが、今回はガリガリアイスw
この状態ではアイゼンは必須。アイゼンを履いていてもちょっと怖いくらいで、ケータはお尻をつきながら下ってました(笑


ちなみに写真の男性、この後ずっと一人でラッセルしトップでピークを踏んだ方。最後までトレース泥棒してスミマセン、只々感謝あるのみです!






剣ヶ峰から沖武尊までは地味にアップダウンを繰り返します。

夏道なら1時間半くらいのCTですが、雪道なので2時間位で行ければ良いかな?






先頭の方のトレースを頼りに進む我が家。

しかし、二番手も楽じゃありません。真新しいトレースは足が沈み、少し外すと所により太腿まで踏み抜きますw おまけに踏み抜いた下に木の枝があってアイゼンが引っかかり、もがきながら脱出。
それに比べ、体重の軽いケータはそれほど沈むこともなく順調に歩を進めます。






今シーズン3度目の雪山も晴れ。

なんか自分でも怖いくらいの晴天率(汗)、まあ晴れを狙って来ているから当然と言えばそうなんだけど、山の天気は予報通りにはいかない事が多いのでやはり素直にうれしいです^^







振り返って剣ヶ峰。剣ヶ峰は武尊側から見るとカッコ良いですね~







山頂までもう少し。

素晴らしい青空、でも弱風で気温が高く暑いくらいでしたw






2016年のラストは雪の武尊山。よく頑張った!

写真は剣ヶ峰からずっとトップで歩いていた方に撮って頂きました。結局最後までトップを変わることなく終始二番手での登頂。ほんと助かりました、ありがとうございます!







山頂から見える景色も素晴らしかった。

谷川連峰や尾瀬方面、どこも良い天気で歩いた方はきっと大満足な一日となった事でしょう^^






おとなしかった風も時折強くなってきたので、山頂ではあまり滞在せずに下山します。






地味にアップダウンを繰り返す復路も何気に疲れるんだよな~w






この時期はまだ雪庇も目立ちません。

これから徐々に雪庇も成長していくんでしょうね。これから行かれる方は十分ご注意を!






剣ヶ峰の登り返しはキツかったけど、距離は短いのであっという間です。

ここさえクリアすれば後は楽なもの。天気の崩れもなく、ナイスなコンディションのままで通過します。






剣ヶ峰から沖武尊山を振り返る。

今回は新雪でなかなか疲れたけど、雪が締まってくれば距離も短く難しい所もないので、コンディション次第ですが雪山初心者にも楽しめる良いお山だと思います。来年もまた来たい!






スキー場のリフトが見えるとほぼゴール。

2016年最後の山行も怪我無く無事歩ききる事ができました。お疲れさん!






帰りはもちろん温泉、そしてお決まりのとんかつ(今回はカツ丼にしてみました)。

ここに来たらやっぱこれだよね~。美味かったっす^^





2016年の山納めは天気も良く、新雪と戯れながら(ちょっと苦戦もw)気持ちの良い山行でした。この山域にしてはまだまだ雪は少な目でしたが、前日まで降雪があったので雪山を十分に楽しめました。


雪山シーズンもあっという間、行ける時に行っておかないと。次はどこに行こうかな?








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