早朝の関越道、武尊を目指すも真っ白な谷川連峰のにちょっと心変わりしそうに(^^;
でも谷川岳は昨年ソロで歩いたので予定通りに川場スキー場に車を走らせます。
スキー場の立体駐車場に車を停め、朝食と準備を済ませてからリフト券売り場へ。
この日は何かの大会?があったようでもの凄い人(汗
リフト券売り場の脇にある登山届、登山者がリフトに乗るには登山届の提出が必須。
登山届を提出すると証明書が渡されます。これをリフトに乗る際に提示、帰りには受付へ返却。
薄曇りではあるけれど概ね晴れの良い天気。
スキーヤー、ボーダーを避けながらリフト乗り場へ移動。
登山者も結構いましたがアウェー感はぬぐいきれません(^^;
リフトを2本乗り継いでゲレンデトップへ。
ここで装備の最終チェックを済ませます。
今回、ケータには10本爪のアイゼンを履かせてみました。
一応前爪らしき物はあるけど短くて足裏に隠れてしまいますが、軽アイゼンよりはグリップ力は高い。
ちょっと大きめだったので多少細工しましたが、最後まで緩むことなく問題無く歩けたようです。
スタート直後からいきなりの急登、今思うとココが一番の核心部でした。
父子共にスロースターターなのでかなりキツイ(汗
急登をクリアすると剣ヶ峰への稜線歩き。
風も無く、暖かな平和な雪山もまた素晴らしいものです。
ちょっと危なっかしいところを歩いていくと剣ヶ峰に到着、その奥に見えるのが本丸の武尊山。
雪山にアイゼン、ピッケル装備のケータ。ちょっとアルピニストに近づけたかな?
心配していた剣ヶ峰の急な下りも階段状の足場ができていたので安心して下りる事ができました^^
目指す武尊山までは剣ヶ峰を含めて数回のアップダウンがあります。
距離は短いけど雪山なので結構疲れますよ(^^;
剣ヶ峰を下って一休み。
遠くの雪山を見ながら思いにふけるケータ、一体何を思っているのかな?
振り返って剣ヶ峰、帰りにはまたアレを登るのか...
トラバース道もあり、アイゼンをひっかけないように慎重に歩きましょう。
山頂への最後の急登、大人に交じって必死に雪の斜面にくらいつく後ろ姿がたくましく見えました。
スタートから2時間弱、短かったようで遠かった山頂へ。
残雪期の武尊山を父子で制覇、よくがんばった!(俺も)
山頂からはこの時期ならでは絶景が♪
山、山、山、白、白、白...山座同定は苦手です(^^;
剣ヶ峰の奥に浅間山、うっすらと富士山も見えました。
中ノ岳の奥には日光白根と栃木の山脈。
景色を満喫したらとっとと下山します。
帰りはヒップそりの出番、滑れる場所は少ないけどコレが雪山の楽しみでもありますね^^
安全な場所もあれば危険な場所も。
トレースのすぐそばには雪庇もあるのでトレースを外さないように注意します。
帰りは剣ヶ峰の登りが核心部、短い距離だけど結構足にきます(汗
空に吸い込まれるように上っていくケータの後ろ姿、たくましくもあり、なぜか寂しくも...
後何年こうして父子で山歩きができるんだろうか...
限られた時間を大切に、楽しんで歩いていこうと心に誓います。
なんてね(^^;
剣ヶ峰では最後に絶景を堪能。
名残惜しいけど雪山の素晴らしい景色を目に焼き付けました♪
スタート直後の急登は気温の上昇で雪も腐り気味。
最後に怪我をしないように慎重にゆっくりと下ります。
ゲレンデトップからはリフトで楽ちん下山?
駐車場に戻ってケータとコーラで乾杯!良い山行でした、おつかれさん^^
帰りには今回の目的の一つ、とんかつ街道に立ち寄って遅めのランチタイム♪
これの為に山食はなし、腹をすかせて行った甲斐がありと~っても美味しく頂きました^^
念願だった武尊山、厳冬期の白さには及ばないもののシーズン終盤にもう一山ケータと歩けて良かったです。
4月のお山はちょっと休憩(の予定)、次はGWあたりにまた雪を求めて今度こそテン泊で歩いてこようかと思います。
おしまい
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