新緑と残雪の会津駒ケ岳

忠太

2016年05月18日 08:58


5/15 

昨年から楽しみにしていた山行、会津駒ケ岳をケータと歩いてきました。



GWの後半に訪れようとしていた会津駒ケ岳でしたが、天候と予定があわずに延期していました。

この日は夜には予定があり、遠征は厳しかったんですがなんとか都合をつけて訪れる事に。


残雪や新緑も楽しみですが、一番の目的は小屋番さんとの再会。

その人柄にケータもすっかり魅了されたようで、再会を楽しみにしていました。






今年もやってきました、会津駒ケ岳。

登山口近くの駐車場は満車状態。週末は天気も良く多くの登山者で賑わっていたようです。







歩き始めてすぐに新緑の登山道です。

紅葉の時期も良いけど、新緑のブナの森も素晴らしい!







歩き始めてすぐに上着を脱ぎます(笑

この日はお天気も良く気温も高め。樹林帯は無風状態でとにかく暑かったw







久し振りにお花もちょこっと撮ってみました。

こちらはムラサキヤシオかな?ツツジとの区別がつきませんが...







オオカメノキ。







見上げれば青空と新緑のこの景色。

これで涼しければいう事なしですが...とにかく暑い。春を通り越し、初夏のような暑さですw







小屋まで半分の水場に到着。

水場の水はまだ出ていないようです。







暑さで調子の上がらないケータ。

この時期はまだ暑さに慣れていないので、焦らずのんびりと行きます。水分補給もこまめにね。







水場を過ぎてからの楽しみは新緑から残雪へ。

雪ゾーンに突入するとケータも元気になってきた。ヒップそりが楽しみだね~







残雪期の登山道は雪解け水でドロドロ。

アイゼンは必要なくてもゲイター(スパッツ)は必要です。







雪も増えてきたのでグラサン装着^^








遠くに見える駒ノ小屋。

夏道の登山道は雪の下、ここからはほぼ直登で登っていきます。







雪面にはポールが立てられていて、我々登山者を安全に小屋まで誘導してくれます。

こうした配慮があるから安心して登山ができる。本当に感謝です。







駒ノ小屋に到着しました。

こじんまりとしていますが、いつ見てもステキな雰囲気の小屋です。







山頂は後回しにし、早速小屋番さんにご挨拶。


奥さんがいたので、昨年お世話になった旨を話すとすぐに思い出してくれました。

お仕事中にも関わらず手を休めて小屋前のテーブルでティータイム。

今シーズンの雪山報告やGW山行の話で盛り上がり、気づけば30分もお仕事のお邪魔をしてしまいましたw


その後合流したご主人、ケータを見て「あー、黒戸尾根と馬蹄型の子か!」と(笑

そんな覚え方をして頂いて光栄です^^







話は尽きませんが、いつまでもお仕事のお邪魔はできないので山頂へ向かいます。

ケータのザックは小屋にデポ、ヒップそりだけ持って雪遊びへGO!







小屋から山頂まではあっという間です。

今回のピークハントはおまけのようなものですが...よく頑張った!







燧ケ岳と至仏山、尾瀬のツートップも健在です。



中門岳への稜線。

歩けば気持ちが良いのでしょうが、もう目的は果たしたので今回はパスです。








下りはヒップそりの出番です。

良さそうな場所を見つけては登って滑ってを繰り返します。







オッサンも滑ります(笑

スノーシャワーが丁度良いモザイク代わりになってますね(笑







駒ノ大池はまだ雪の下ですが、ちょっとだけ顔を出していました。







小屋に戻ってランチタイム。

久し振りに食べる山でのカップ麺。やはり格別にうまいです!



楽しかった小屋での一時、名残惜しいけど帰る時間です。

小屋番さんご夫婦とまた来る約束を交わし下山します。







今シーズン最後のヒップそり、悔いが残らないよう思いっきり滑って帰りましょう(笑







あっという間に小さく見える駒ノ小屋。

また来ます!







水場まで下ってくると再び新緑ゾーンに突入。

新緑と残雪。この時期ならではの素晴らしいコラボ、十二分に満喫させて頂きました^^






と、ここまでは申し分ない会心の山行でしたが、最後にトホホがまっていました。

水場を過ぎたあたりで右足首を捻挫してしまいました(涙


足をおいた石が動き、重心をかけていた右足首をひねってしまいました。

激痛と共に"バキッ"という音がw

幸い少し休んだらなんとか歩けそうだったので、ストックをつかいながら自力で下山しました。


下山中で残り少なかったから良かったものの、これがロングハイク中だったらと思うとゾッとしますw

子連れなので慎重に、安全に行動しないといけないのに...猛反です。








痛む足をかばいながらゆっくりと下山。

ゆっくり歩いているからか周りの景色やお花が目に留まり、写真を撮りまくりました。

ホントはそんな余裕をかましてる場合じゃないんですがね(汗







ケータにも迷惑をかけたけど、なんとか登山口まで帰ってきました。

お疲れさん!






最後の最後でトホホがまっていましたが、そこまでは会心の山行となりました(笑

新緑も綺麗だったし、残雪でのそり遊びも満喫。そして小屋番さんとの再会。


色々な事があったけど、やっぱり好きです会津駒ケ岳!








おしまい







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