日光白根山(冬)

忠太

2016年01月21日 07:56

1/16 厳冬期の日光白根山(奥白根山)をケータと歩いてきました。


前週の三本槍岳の敗退から一週間。


いまだ今年初登頂を果たせずにもやもやしていたので行ってきました、雪山アゲイン♪




今回は丸沼高原スキー場のロープウェイを利用した楽チンコースをチョイス。

湯本スキー場からのルートもありますが、我が家にはちょっと厳しそうだったので楽させてもらいました。


それでも雪山としては我が家の最高標高2600mまで行くわけですからナメてはいけません。

準備万端、安全第一で頑張ります!







ロープウェイに乗り込み15分、山頂駅で下りると生憎の曇り空&雪w

この地点で既に標高は2000m、気温は-9℃なので普通に寒いです!






レストハウスの裏手にある鳥居を過ぎ、神社で登山の安全祈願を。

安全祈願もそうですが、今回こそは登頂できますように(^^;






序盤はフラットな森の中をハイキング。

例年より雪は少な目との事ですが、個人的には十分だと思います^^






山頂駅周辺はハイキングコースになっているようです。

白根山へは緑の番号①~⑤まで進み、その後白根山への登山道へと続きます。







番号④の分岐に到着すると先行者の方がアイゼンを履いていました。

この先からは斜度も増すようなので我が家もここでアイゼンを装着。


ケータ初のバラクラバ、まだまだ森林限界は先だけどねw






所々に急登もあるけど新雪なのでアイゼンでもちょっと滑ります。

スノーシューで行くのも有りかな?でもこの日は背負ってきませんでした。









大日如来を過ぎ、七色平の分岐に到着。

平和なスノーハイクもここまで?ここから白根山への登山道を進みます。







だんだん雪も深くなり、トラバースや急登を歩きます。

この日は子連れは見ませんでしたが、子供でも危険と思える場所は特にありませんでしたね。(自分目線)







森林限界が近づいてきたところでこの日唯一の晴れ間が。

それと共に風を肌で感じるようになってきた。






森林限界を越えると景色は一変。

それまでの樹林帯の平和さが影を潜め、荒々しい雪山の姿が目に飛び込んできます。






徐々に濃くなっていくガス。

ホワイトアウトまではいかないが視界はあまりよくありませんでした。

先行者の背中を見失わないように必死に登ります(汗






先行者の方が休憩したので我が家も休憩(笑

吹き溜まりが丁度風避けになって快適に休むことができました。






なんか過酷そうに見える一枚。

でも思ったより風が強くないのでわりと平和でした。







山頂まで残り200m、いよいよ今年初登頂の瞬間が近づいてきました。

ビクトリーロードを歩くケータ。なんかカッコいいぞ!







とりあえず南峰の祠に到着。山頂は目の前、でも真っ白け(涙






山頂付近は岩と雪がMIXされていてアイゼンでは歩きづらかった。

でも、今後の事を考えるとケータには良い経験になったと思います。

それなりの雪山ではこんなルートも普通にありますもんね、例えばあ〇岳...(笑






2016年初登頂は厳冬期の奥白根山、父子でピークを踏むことができました。

二人ともよく頑張った^^






断崖絶壁でのケータの登頂写真。

後ろに落ちたら...き、きをつけろ!






さあ、登頂できたことだし真っ白で景色も見えないのでさっさと下りましょうw

下りが苦手な我が家ですが、雪山となれば話は別。一気に駆け下ります!







とりあえず1回はやっておかないと、シリセード^^

安心してください、潰したトレースはしっかり復活させておきましたよ(笑







順調に(遊びながら)山を下っていると再び晴れ間が見えてきました。

下山時の晴れ、山でのあるあるですね(涙







楽しく遊びながら下山、鳥居がある山頂駅に無事に戻ってきました。

今日も一日安全で楽しい山行でした、感謝!!






この日の白根山は終日こんな天気だったのかな?次回は晴れの日にリベンジしよう!






帰りはもちろんトンカツ街道でとんかつをいただきましたYO!






厳冬期の奥白根山。

子連れでの記録を探したのですが見当たらず、行くまでは少々不安でした。

森林限界より上は天気が悪ければ強風にホワイトアウトも想定され、簡単には登頂できないだろうと思っていました。



しかし、幸い風もそれほど強くなく視界もそこそこあったので無事に登頂することができました。

天気は良くなかったけど、逆に雪山やってます的な雰囲気が味わえたのでこれはこれで良かった^^



ケータもこの時期に登頂できたことに自信をもったようで次はどこに行こうか?とやる気満々です(笑

なにはともあれ、2016年初登頂もできたし雪を存分に楽しんだ良い山行でした。






おしまい






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