雪の谷川岳で山納め

忠太

2016年01月03日 22:03

12/31 2015年の歩き収めに谷川岳をケータと歩いてきました。


終わり良ければ総て良し。


2015年も色々あったお山歩きでしたが、歩き納めは最高の山行で締めくくる事ができました^^



先日の安達太良山で雪山シーズンのスタートをきったのですが、結果雪も少なく消化不良気味w

今年(昨年)中にどうしても雪山リベンジをしたくて年末は天気予報と睨めっこの毎日でした。


ヤマテンの予報で雪もそこそこにあり、天気も良さげだったのが大晦日の谷川岳。

のんびりしたい大晦日でしたが、雪山への情熱が勝り出撃を決めました。






いきなりですがロープウェイ山頂駅を降りて登山開始です。


今回のケータの装備はスタートから10本爪アイゼンを装着、手にはストック。

その他にスノーシューとピッケルも持参、状況次第でいろいろ使ってみようと思ってました...






当日の朝は若干雲が出ていたけど概ね晴れ、風も微風で気温も高めと絶好のコンディション。

思ったよりも雪も多く、ようやく雪山登山らしい事ができそうです(笑






で、いきなりの急登でゼイゼイ(汗






先行者の後について行ったら夏道を歩く事になりました。


2年前に来た時はゲレンデトップまで直登、そこから尾根沿いに避難小屋まで歩いた記憶が...

やはりまだまだ雪が少ないせいか、夏道側を歩く方が多いようです。






少し歩いていると目指す谷川岳が見えてきました。

予報では午後から天気が崩れるとの事なので早めに登ってしまいたいところ。






しかし、よそ見したり焦って進むと踏み抜き地獄にハマります(汗

トレースを外すとケータでは太腿くらいまでの踏み抜きが。






所々では道幅も狭く、油断してるとコロコロと転がっていきそうでちょっと怖かった。







避難小屋周辺の雪はご覧の通り。

厳冬期なら小屋も隠れる程の雪なのでやはり今年は少な目なのか?






小屋から先は急登が続きます。

ピッケルにチェンジしようと思ったけど、モフモフの雪で埋まってしまい杖代わりにもならないのでストックのままで。






滝汗を流しながらようやく急登が終わったと思ったらまた急登w

山頂付近は目視できるけど近いようで遠い、ちょっと苦しい時間帯でした。






それでも振り返れば絶景、周りを見ても絶景、気持ちだけは前向きでいられます^^






山頂に近づくにつれて深くなる雪。

本来ならスノーシューを履いたほうが歩きやすかったんでしょうが、残りも少ないし面倒だしでそのままで。

結局この日は背負ってきたシューとピッケルは使わずじまいでしたw







肩ノ小屋まで来れば山頂はもう少し。

ここまで来ると周りの景色も一層素晴らしくなってきます♪






スタートから2時間強、雪の谷川岳に無事登頂。

テンションも上がって久しぶりに2ショットで撮影していただきました^^







昨年歩いた馬蹄型での山々も雪化粧。


オキの耳へはトレースもあり何人か歩いていましたが我が家はパス、大晦日だし早く帰って年越しの準備をしないとね。

珍しくケータも行きたいと言わなかった。きっと雪山に来れただけで満足しちゃったのかな?






この景色をケータに見せてあげたかったんです。

一緒に歩けて良かった。年の終わりに最高の雪山ハイク、最高でした♪






何度も言いますが、最高でした!






雪山の醍醐味は下りにあると思います。

もふもふの雪を駆け下りたり、ごろごろ寝転がったり、思う存分雪と戯れながら楽しく下山^^







避難小屋まで下ってきたところで大休止。

暑い暑いと思っていたらこの時点で気温は10度超え、そりゃあ暑いわけだw






動き足りないのかケータは一人でラッセル訓練。

その時がくれば先頭は彼に譲ってあげる事にしましょう(笑







昨年歩いた武尊山にもしっかり雪がのっていました。

今年もまた行こうかな?






下山中、何度も振り返って眺めた谷川岳。

天候が安定しないこの山域に絶好のコンディションで来られてよかった、これも日頃の行いが良いからかな(笑






安心してください、滑落しているわけではありませんよ^^。

シリセードしてるんですがへたくそなだけです(^^;






ロープウェイ山頂駅に戻ってきてハイクも終了。

最後まで雪遊びをしながらのんびりと下山、大満足の雪山ハイクでした。






2015年の山納めは天気にも恵まれて会心の雪山ハイクとなりました。

雪不足のシーズンですが、ケータも雪山を楽しみにしているので次のお山も楽しみです♪


今年もケータと二人で色々なお山にチャレンジして素晴らしい時間を過ごしたいと思います。





おしまい








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