駐車場に到着して愕然、
雪がない(涙
金曜の雨と翌日の気温でだいぶ雪が溶けてしまったようです。
スキー場は前日の12日にOPENしたようですが、ゲレンデの所々で土が見えていたりw
テンションは上がらないけど、せっかく来たので準備を整えて歩き出します。
この日は気温も高め。完全雪山装備のケータですが、この格好では暑かった(汗
いつもはくろがね小屋を経由するルートで行きますが、今回は五葉松平周回ルートを歩く事に。
序盤はリフトの下を進みます。
途中でゲレンデを横切り、ゲレンデ脇を歩いて行きます。
このルート、スキー場が全面滑走できるようになったら歩けないのかな?
所々で雪が溶けていて夏道も顔をだしていました。
足元はドロドロ、雪が付いていればもっと歩きやすいんだろうな~w
実は週中に風邪をひいて病み上がりのケータ。
どうしても行きたいと言うから連れて来たけど、まだ本調子ではありませんでした。
ペースもだいぶ遅く、撤退も頭をよぎりましたが彼がそれを受け入れるわけがありませんw
なのでこの日は時間をかけゆっくり、絶対に無理はしないという条件で先に進みます。
ペースが遅いもう一つの理由はぼこぼこの雪道。
踏み抜き跡も多数、所々に木も露出していてとても歩きづらかった。
もう少し雪が深ければスノーシューも有りだけど、この状況では...
薬師岳までやってきました。ここら辺からはそれなりに雪もあり、少しは歩きやすくなってきます。
遠いけど山頂も見えてきたのでケータもちょっと元気になってきたみたい^^
天気が良かったのも朝だけ。この頃には曇り空でしたが、ちょっとだけ"ほんとの空"が顔を出してくれました。
雪も増えてきたのでスノーシューを履かせてみました。
ぼこぼこのトレースを外れて歩いてもこれなら大丈夫。背負ってきてよかった^^
仙女平分岐に到着。
ここから先は少し斜度が増すようなのでスノーシューからアイゼンにチェンジします。
今回初導入のケータ用前爪アイゼン。
これのテストが今山行の目的だったりします(^^;
程よい斜度の斜面を前爪の効き具合を確認しながらゆっくりと登ります。
前爪もそうですが、やはり軽アイゼンとは違い足裏全体で雪を捉えられるアイゼンは安心感があります。
ただ、ケータの体重だと固く締まった雪にはどうなんだろうか?という疑問もあります。
体重が軽い分、普通に歩いたら爪先が雪に食いつかないのでは?
踏み込みを強くするとか爪先をもう少し鋭利に仕上げたほうがよいか、今後の検討課題ですねw
そうこうしているうちに山頂が見える所まで登って来ました。
後少しだ、頑張れ!
苦戦しながらもなんとか登頂に成功、よく頑張った!
本当の山頂は後方の岩の上ですが、小雪が舞って風が出てきたので今回はパスします。
それにしても雪無いな(涙
どこのお山かわからないけど、シルエットが綺麗だったので撮ってみました。
天候が崩れる前にさっさと下山しましょう。
山頂からは牛ノ背経由で峰の辻へと下ります。
稜線上も雪は無し、沼ノ平もご覧の通り。
うーん、何とも期待外れな結果...無念!
峰の辻にて小休止。
なぜかケータのパンツとゲイターがドロドロに。別にこけたわけじゃないのに...???
下山時のお楽しみは雪遊び♪
ヒップそりを忘れてきたのでシリセードで滑りました^^
峰の辻から勢至平までは今回のルートの中で一番雪が多かったと思います。
踏み抜き跡にわざわざ入り抜けなくなったり、トレースを外れて歩いて踏み抜いたりw
下りでは元気一杯なケータでした^^
勢至平まで下りて来たところで大休止。
家で入れて来たお湯でココアを飲んで温まります。山専ボトル、いい仕事してますね~
勢至平からはよく踏まれた雪道を歩いて帰ります。
途中で旧道と馬車道に分かれており、今回初めて旧道を歩きましたが雪が少なくドロドロw
その後、歩く距離は長くなりますが安定の馬車道を歩いて下りました。
五葉松平分岐まで下りて来ました。
五葉松平ルートは右、登山口へ下るには左へ進みます。
ゲレンデを横目に登山口へ。
地面が露出し人もまばらなスキー場、まだまだ本格的なシーズンインとはいかないようですw
予定よりだいぶ時間はかかったけど無事にゴール。
本調子ではないながらも最後までよく歩きました、お疲れさん!
雪山初めの安達太良山は思いのほか雪も少なく、気温も高め(山頂付近で-1℃)で消化不良気味な山行に。
まあ、目的だったケータのアイゼンがテストできたので良しとしときましょうw
厳冬期の安達太良山は風が強い日が多く、天気次第では簡単な雪山ではないようです。
次回はもっと
過酷で真っ白な雪山登山らしい登山にチャレンジしたいと思います^^
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