二日目の朝、深夜の強風で何度か目が覚めて寝不足気味...
しかし、数人のメンバーはそれ以上の悪天候を経験済の為、全然平気だったみたいです。
ほんとエクストリームがお好きな皆さんですね(^^;
風は収まっていたものの、外は寒かったのでテントの中で朝食をとりました。
この時、二つあるヘッデンのうち一つが調子が悪くなり一つのヘッデンだけ点けて食事を。
予備の電池と交換してもダメだったので買い替えることになりそう(涙
朝食後にテントを撤収、この日は常念岳を目指して縦走します。
予報では午後から雨、下山までには降られるだろうけど早い時間に行けるとこまで行ってみよう。
序盤は平坦な縦走路、足取りも軽くサクサク歩いていきます。
これで天気が良ければ最高なんだけど...まあ、贅沢は言ってられませんけどね。
曇り空でも槍は姿を見せてくれました。
やっぱりかっちょいいね~
あっという間に大天井岳があんなに遠くに。
アップダウンも少ないのでCTより早いペースで歩きましたがそんなに疲れませんでした。
これから歩く稜線とその先には常念岳。
天候と下山時間を考えると常念に登る気はあまりなかったけど、ケータは登る気満々。(自分は既に登頂済^^)
常念小屋に着くまでなんとか登頂をあきらめてくれないかと説得しますが...
途中、こんな岩場もありますが全般的には危険個所も少なく安心して歩けるルート。
まあ、前日の疲れも多少あったので楽というほどではありませんけど。
今から歩いていく路が見える安堵感。
きっとこれがあるから縦走って気持ちが良いんだろうな~
しばらく進むと眼下に常念小屋が見えてきました。
ガスで覆われているけど常念岳への直登ルートがチラリ、え~あれを登るの?ホントに?
CTよりだいぶ早く常念小屋に到着。
以前ソロで歩いた時に買い忘れたバッジを購入、ケータは未登頂なのでお預け。
しかし、これが原因で彼の登頂意志は確固たるものに...
どうしても常念に登ると言うケータに根負けし、結局は一緒に登るはめに(涙
ここが二日目の核心部でした、きつかったな~
ケータ念願の常念岳を制覇、自分の意志を貫いた会心の登頂、よく頑張った!
一時は登頂を阻止しようと説得していましたが、こうして山頂に立つと登って良かったと心底思えます。
連れてきてくれてありがとう!
山頂からは二日間歩いた縦走路が。
うーん、よく歩いたもんだ。
曇り空ながら槍と穂高連峰もしっかり見えました。
いまにも降り出しそうな天気に長居は無用、早々に下山します。
岩場の下りは楽ではありませんでしたが無事に常念小屋まで戻ってきました。
後から登って行ったu10さんとソウタ君が下りてきました。
正直、このコンディションでの登頂は難しいんじゃないかと思っていました。
でも、しっかりと山頂をGETした模様。
ホント、末恐ろしい6歳児!
皆が揃ったところでランチタイム、この日もランチは小屋で頂きます。
ケータはうどん、自分は二日続けてのカレー。
普通にカレーを頼んだらハンバーグがのっていた、なんか得した気分♪
お腹も一杯になってさあ下山、って時に本格的な雨(涙
でも嬉しそうなのは何故??
先日の上高地で今まで着ていたレインウェア(ロゴス?)の限界を感じて購入したおニューのレインウェア。
本日がデビュー戦となりました。
雨降り時のこのような場所はちょっと怖い。
油断したらゴロゴロ転がってしまうので慎重にね。
沢を渡渉する所が何カ所かありますが、木の丸田橋がかかっているので大丈夫。
と思ったら、その木で足を滑らせてドボンしてしまいました(汗
これが噂の胸突八丁か~。
ここを登るなんてドMの方がする事ですねw
雨の登山道はもはや川。
というよりも濁流ですね、これって(^^;
最初は水溜りや泥道を避けて歩いていましたが、そのうちそんな事は気にせずにびちゃびちゃドロドロで歩きました。
ずぶ濡れになりながらも無事にゴール。
久し振りの雨ハイク、シャツも汗でずぶ濡れで不快感MAXでしたが、歩ききった充実感もMAX!
この後、tatuさんの車に乗せてもらい自分とMOMOパパさんの車がある中房駐車場へ。
他の皆さんはu10さんの車でしゃくなげ荘へ向かう為、ここで解散。お疲れ様でした^^
車をピックアップした後はtatuさん、MOMOパパさんと中房温泉で二日間の汗を流しました。
久し振りに訪れた北アルプス。
以前から歩いてみたかった表銀座の縦走路はほんと素晴らしかったです。
北ア三大急登&20kmオーバーの行程でしたが、さすがメンバーの方は余裕?で楽しんでましたね^^
ケータ&ソウタ君の頑張りも素晴らしかった!
そして登山初心者にしてこの行程をテン泊装備で歩ききったこはなのさん、本当にお疲れ様でした!
次のグルトレはどうなることやら...
ゆる系を望むところですが、間違いなくガッツリなんだろうな...
ご一緒頂いた皆さん、楽しい時間をありがとうございました!
おしまい
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