雨の南アルプス南部縦走 3000m峰完結の山旅(後編)

忠太

2017年08月23日 22:59


8/15~18 南の南。南アルプス南部の3000m峰をケータと歩いてきました。

前編はコチラから




【三日目】

おはようございます。

三日目の目的地は千枚小屋。今山行で一番長い距離を歩くので早めに出発...と思ったら、寝坊(汗
慌てて準備してなんとか4:30には出発できたけど、危なかったw






御覧の通り、霧雨ですw

いや、これでも昨日までの完全雨に比べればまだ全然ましです(笑)。もう景色とかは全然期待してないし、残り3座を登頂することだけに集中して歩くだけ。先に進めるだけで良しとします。






雷鳥親子。

登山道をテクテク歩いていると目の前に雷鳥親子が。しばらくこの親子に先導されながらハイクアップしました。道案内ありがとね^^






百間平。

真っ白でよくわからないけど、多分ここは百間平だと思います。晴れていれば広々とした爽快な景色が見えるようですね。そう、晴れていれば...






赤石岳避難小屋。

黙々と歩いているからか、予定より早く小屋に到着。今回はずっとこのパターンが続きますねw






小屋でバッジを購入。外で休憩してたら小屋のおばちゃん(おばあちゃん?)から差し入れを頂きました。

甘くてジューシーなリンゴ、まいうーでした^^






18座目、赤石岳に登頂。

ガス、雨、風。こんな状況でも登頂できると素直に嬉しいものです。






天候好転。

赤石岳を過ぎたあたりから徐々に天候が良くなってきました。まず雨が止んだこと、少しずつ視界が開けたことでだいぶ気持ちが楽になってきた事を覚えていますw






荒川小屋。

天気次第ではここまでか?なんて思っていた荒川小屋にも早めに到着。






あ、青空が(涙)。

荒川小屋で休憩していると待望の青空が見えてきました。三日目にしてようやく見れた青空に歓喜の声をあげる我が家、そして周りの登山者。気持ちは皆一緒でしたね(笑






いざ稜線へ。

荒川カレーに後ろ髪を引かれながら、天気が良いうちに稜線に上がろうと先を急ぎます。ここからはガレ場の急登となりますが、青空パワーで疲れも半減?ガシガシ行きます!






赤石岳?

山頂付近のガスが取れずその全貌は見れませんが、それでも満足。だってここまでの天気に比べれば、ね^^






気のせいか、お花も一層綺麗に見えました^^






ようやく登山っぽい画になってきました(笑

なんだかんだ言ったって、やっぱり山には青空が似合ってますね。






荒川三山、まずは荒川前岳。

稜線に上がると残念ながらガスw でも、もう贅沢は言いません。






稜線をちょろっと進むと...






19座目、荒川中岳に登頂。






荒川中岳避難小屋。

避難小屋といっても、ここは管理人が常駐する小屋で飲み物もトイレもあります。ここでトイレ休憩。






ちらっと見えた悪沢岳。






悪沢岳までは一旦コルまで下ります。







フィナーレを前に岩場の急登。

疲れはあるんだろうけど、好物の岩場とあってケータのペースが速いw 
いろんな気持ちがあって、もう抑えることが出来なかったんだと思います。手綱を引くことをあきらめ、ここはオヤジも本気でガンガン登りました。でも追いつけない(涙






三度雷鳥。

もう何度も見てきたので正直新鮮味はありませんが、足を止める理由にはなるので一応(笑






さあ、ビクトリーロード。この先に待っているのは...






20座目、悪沢岳。

ケータ悲願の日本3000m峰踏破!よく頑張った、おめでとう!!






山頂から見えた景色はこれだけw 荒川中岳と前岳。






つかの間の青空。

たったこれだけの景色、それでも何故だか心は晴れ晴れとしていました。これって達成感?


3000m峰踏破を目標に掲げて以来、限られた日程の中でついにここまで来ました。雨の日も、残雪期も、きついルートを歩く事もありました。お金もかかったし、休日を全てこの目標の為に捧げてきました。
もちろん自分達で決めた事なのでその全てが苦労だとは思っていませんが、正直精神的にきつかったというのが本音です。それもこの青空を見ていたら全てが報われた気持ちになりました。いろいろあったけど、ここを目標に歩いてきて良かった、そう思わせてくれる素晴らしい青空でした^^








悪沢岳を後にし、最後のピーク千枚岳に登頂後、無事に三日目の宿泊地の千枚小屋に到着。

初日、二日目に比べると行動時間は長かったけど、終わってみればあっという間でした。何ならこの日が一番楽だったくらい(笑)。ケータも同じ事言ってました^^






受付を済ませ、ささやかながら目標達成を祝してコーラで乾杯。

心地良い疲れとじんわりとこみ上げてくる達成感、やり遂げた者だけが味わえる格別のうまさなのでした。






この日はちゃんと自炊しましたYO!






あんな山、こんな山、歩いてきたよね。

食後は開放された食堂に陣取り、ケータと二人で思い出話に花を咲かせます。「○○岳はきつかったね~」「この縦走路は良かったね~」「こんな所あったっけ?」etc...。

いろいろあったけど、今となっては良い思い出ばかり。そう、終わったんだね。






【最終日】

日の出前の富士山。

いろいろなお山から見てきた富士山ですが、この日の富士山は今まで見た中で一番大きく見えました。もちろん距離的な事なんですが、なかなかの迫力でしたよ。






さあ帰ろう。

最終日は千枚小屋から椹島ロッジまで下るだけ。バスの時間は10:30と13:00があったけど、我が家は早く帰りたいので10:30に間に合うように早めに行動開始。この選択が後に吉と出ます。







見晴台より。

途中、登山道をちょっと外れたところにある見晴台から赤石岳と荒川三山が見えました。最後の最後でちょっとだけ見えたこの景色が今回のベストショットでしたねw







最後まで笑顔を絶やさずに歩いてくれたケータ。

過去ワーストとも言えるコンディションの中で歩いた今山行。自分的にはあまり楽しめる要素はなかったけれど、常に明るく前向きに歩いていたケータに救われた部分が大きかったです。

どんな状況でも山を楽しむ姿勢、我が息子ながら見習いたいと思います(笑






最後は少しだけ降られてしまったけれど、無事椹島に到着。お疲れさん!


駐車場から5分くらいの白樺荘で温泉に入っていたら、どしゃ降りと雷w
バスを1本遅らせていたら悲惨な目にあっていた事でしょう。早めの行動は大事なんだと改めて思いました。





昨年の夏に三大急登をやり終えた後、新たな目標として掲げた日本3000m峰踏破。その時点では4座しか登頂できておらず、残り16座(御嶽山除く)を約1年で歩く事が本当にできるのか?時間的になかなか厳しい目標をたててしまったなとちょっと後悔したりしましたw

残雪期(大汝山)や日帰り(塩見岳)の山行も織り交ぜながら一座一座を積み重ね、時には雨、時には危なっかしいルートを歩いたり。この一年は限られた時間の中で、良い悪いは別として只々目標を達成することだけを考えて歩いていた気がします。そして今回の山行を終え、無事に目標を達成することができました。


とても充実した一年、父子で成し遂げた結果を素直に嬉しく、そしてケータを誇りに思います!





でも、ちょっと疲れたので今後は目標は決めずにのんびりと山を楽しみたいと思ってます。

何かに縛られず、気の向くままに歩きたい山を歩く(ハードじゃないやつ)。私個人としてはそんな登山がしてみたいんです、ほんとに。でも、多分ケータがそれを許してくれないんだろうな(涙)。
その時はしょうがない、小学校卒業まであと半年、もう少しだけ付き合ってあげることにしましょうw
(次は○○キレット歩きたいとか言ってるしww)



最後は愚痴になってしまいましたが.....祝3000m峰踏破、やったぜ!!





おしまい







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