スタート地点の須川高原温泉。
宿泊もでき、日帰り温泉、食堂や休憩所などもある施設のようです。
登山口はこの建物の脇にあります。
歩き初めは温泉の流れを右に見ながら進みます。
独特な硫黄臭はあまり得意じゃないので、さっさと先に進みましょうw
栗駒山は新花の百名山、歩き始めてすぐに早速お花が登場。
ウラジロヨウラクとハクサンシャクナゲ...だと思います(^^;
のんびりお花を撮影しながら進むと名残ヶ原の湿原へ。
木道があってどことなく尾瀬の雰囲気です。
ここにはワタスゲとイワイチョウが。
風に揺られるふわふわのワタスゲ、可愛いやつです。
途中、渡渉などもありまして。
地獄谷へやってきました。
ここは硫黄臭がキツく、周辺にもお花が咲いてなかったので足早に進みます。
程なくして昭和湖に到着。
独特な色の湖、エメラルドグリーンと聞いてましたが乳白色っぽかったかな?
ここから先はいよいよ登山って感じの登りが始まります。
登山コースは全体的に開放的な感じですが、唯一樹林帯歩きのところ。
この日は湿度が高かったので、樹林帯に入ると一気に蒸しました。
天狗平に到着、ここが栗駒山と秣岳分岐となります。
まずは栗駒山までサクッと行きましょう。
山頂に近づく頃には太陽も少しずつ顔を出してくれるように。
スタートから2時間程で栗駒山の山頂に到着、よく頑張った!
夏を思い出すもくもく雲。
周りの景色が見えない代わりに、雲ばかり見てました。
天狗平まで戻ってきました。
ここから秣岳までの縦走コースを歩きます。
サラサドウダンとコバイケイソウ、次々と現れるお花に足が止まってしまいます。
ガスの切れ間に見えた天馬尾根。
あそこまでは一旦下ってから登り返します。
鞍部までの下りは泥道と木の枝が邪魔をする歩きにくい道。
まるでジャングルの中を歩いているようでした(汗
天馬尾根を歩いているといきなりの湿原、しろがね草原が。
まるで天空の楽園のような素晴らしいところです。
湿原には無数のタテヤマリンドウ。
先に進むと今度はワタスゲが乱舞、ほんと飽きないトレイルです♪
秣岳直下の登りからのしろがね草原。
ここだけぽっかりと違う景色、自然って不思議ですね~
スタートから4時間20分で秣岳に登頂。
ここでランチにしようと思ったけど、途中で色々食べながら歩いてきたのでお腹も空かず下山する事に。
秣岳からの下りは狭い道と多くの木の根でとても歩きづらく、急なので登りには使いたくないです。
こうして見ると一気に下った感じ。
登山口の車道に下りてきました。
一応バンザイしたけれど...
ここから須川温泉の駐車場までは40分の車道歩きw
しかもほとんど登りで...今回の核心部はココでした(涙
途中で親切な車の方が「乗せてくよ」と言ってくれましたが、ケータが最後まで歩くというので丁重にお断りしました。
ソロなら間違いなくお言葉に甘えていたのにな(^^;
ようやく駐車場に戻り、楽しみにしていた露天風呂で汗を流しました。
でも硫黄臭がきついので長湯はできませんでしたけどね。
沢山のお花と尾根歩き、またまたのんびりハイクを満喫してきました。
快晴とまではいかないものの、晴れ間もでて遠征したかいがありました^^
東北のお山は遠いのでなかなか訪れる機会も少ないですが、行きたいお山は沢山あります。
今度は泊りで百名山をハシゴってのもいいかな~
おしまい
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