栗駒山~秣岳縦走

忠太

2015年07月08日 06:43


7/5 宮城県、秋田県、岩手県の三県にまたがる日本二百名山の一つ、栗駒山を歩いてきました。

梅雨空続きの週末、居ても立っても居られずに梅雨前線から逃げるように北上する事に。


訪れたのは紅葉で有名な栗駒山。

時期は違えど、お花と天馬尾根歩きを楽しみに遠征してきました。






スタート地点の須川高原温泉。

宿泊もでき、日帰り温泉、食堂や休憩所などもある施設のようです。

登山口はこの建物の脇にあります。







歩き初めは温泉の流れを右に見ながら進みます。

独特な硫黄臭はあまり得意じゃないので、さっさと先に進みましょうw







栗駒山は新花の百名山、歩き始めてすぐに早速お花が登場。

ウラジロヨウラクとハクサンシャクナゲ...だと思います(^^;






のんびりお花を撮影しながら進むと名残ヶ原の湿原へ。

木道があってどことなく尾瀬の雰囲気です。







ここにはワタスゲとイワイチョウが。

風に揺られるふわふわのワタスゲ、可愛いやつです。







途中、渡渉などもありまして。






地獄谷へやってきました。

ここは硫黄臭がキツく、周辺にもお花が咲いてなかったので足早に進みます。






程なくして昭和湖に到着。

独特な色の湖、エメラルドグリーンと聞いてましたが乳白色っぽかったかな?






ここから先はいよいよ登山って感じの登りが始まります。

登山コースは全体的に開放的な感じですが、唯一樹林帯歩きのところ。

この日は湿度が高かったので、樹林帯に入ると一気に蒸しました。








天狗平に到着、ここが栗駒山と秣岳分岐となります。






まずは栗駒山までサクッと行きましょう。






山頂に近づく頃には太陽も少しずつ顔を出してくれるように。






スタートから2時間程で栗駒山の山頂に到着、よく頑張った!






夏を思い出すもくもく雲。

周りの景色が見えない代わりに、雲ばかり見てました。






天狗平まで戻ってきました。

ここから秣岳までの縦走コースを歩きます。







サラサドウダンとコバイケイソウ、次々と現れるお花に足が止まってしまいます。






ガスの切れ間に見えた天馬尾根。

あそこまでは一旦下ってから登り返します。






鞍部までの下りは泥道と木の枝が邪魔をする歩きにくい道。

まるでジャングルの中を歩いているようでした(汗






天馬尾根を歩いているといきなりの湿原、しろがね草原が。

まるで天空の楽園のような素晴らしいところです。






湿原には無数のタテヤマリンドウ。






先に進むと今度はワタスゲが乱舞、ほんと飽きないトレイルです♪






秣岳直下の登りからのしろがね草原。

ここだけぽっかりと違う景色、自然って不思議ですね~






スタートから4時間20分で秣岳に登頂。

ここでランチにしようと思ったけど、途中で色々食べながら歩いてきたのでお腹も空かず下山する事に。






秣岳からの下りは狭い道と多くの木の根でとても歩きづらく、急なので登りには使いたくないです。

こうして見ると一気に下った感じ。






登山口の車道に下りてきました。

一応バンザイしたけれど...






ここから須川温泉の駐車場までは40分の車道歩きw

しかもほとんど登りで...今回の核心部はココでした(涙


途中で親切な車の方が「乗せてくよ」と言ってくれましたが、ケータが最後まで歩くというので丁重にお断りしました。

ソロなら間違いなくお言葉に甘えていたのにな(^^;






ようやく駐車場に戻り、楽しみにしていた露天風呂で汗を流しました。

でも硫黄臭がきついので長湯はできませんでしたけどね。








沢山のお花と尾根歩き、またまたのんびりハイクを満喫してきました。

快晴とまではいかないものの、晴れ間もでて遠征したかいがありました^^


東北のお山は遠いのでなかなか訪れる機会も少ないですが、行きたいお山は沢山あります。

今度は泊りで百名山をハシゴってのもいいかな~




おしまい







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