今回は桜平からのアプローチ。
ゲート周辺の駐車場と、林道脇の空スペースに数十台(6~70台程度)が停められます。
スタートから20分、いきなりカモシカ君と遭遇。
直前に「鹿やカモシカに逢えたらいいね~」なんて言っていた矢先、ホントびっくりでした(^^;
幸先いいいぞ~
ほぼCT通りに夏沢鉱泉に到着。
ここは宿泊も出来、日帰り温泉施設もあるようです。登山届もここで出せます。
序盤は八ヶ岳らしく苔むす森の中を歩きます、近くには沢も流れて気持ちの良い登山道です。
開けた場所に出るとオーレン小屋が見えてきます。
ここのテント場(キャンプ場)に泊まろうかとも考えたんですけど...
小休憩後、まずは天狗岳を目指して再出発。
日陰の登山道には立派な霜柱が沢山。
標高が上がれば上がるほどにお山も冬の顔を覗かせます。
今回の山行一座目、箕冠山(みかぶりやま)に到着。ここはまだ樹林帯で眺望がありません。
この日のケータは足取りが少々重い様子、ここまでさほど距離はなかったけどお疲れ気味です(^^;
樹林帯を抜けるとそこは別世界。
手前に見えるは根石岳、その奥に東天狗岳、左は北八ヶ岳最高峰の西天狗岳。
今回は西天狗岳まで行く予定で歩いてきましたが、ケータの調子が今一つ。
本人も「西は無理かも...」と言うのでとりあえず東天狗まで歩き、そこでどうするか本人の判断に任せることに。
二座目、根石岳に到着。
要求に応え、照れながらの山ポーズ(^^;
根石と東天狗の鞍部に降りてきました。
ここから東天狗まではちょっとした距離ですが急登のガレ場なので気は抜けません。
【業務連絡】この鞍部から本沢温泉に降りる道(白砂新道)がありますがなかなかの急登ぶりでした(^^;
大好きな岩場、ようやくエンジンがかかってきたのか足取りが軽くなってきたようです^^
岩場をクリアすればもう少しで山頂です。
三座目、東天狗岳岳に到着。ここからは360度の大パノラマの眺望が♪
遠くには雪化粧の北ア、槍も大キレットもはっきりみえました。
北を向けば綺麗なお山の形の蓼科山、なだらかな樹林帯を纏った北八ツの山脈。
南には今夏歩いた赤岳~阿弥陀岳、手前はこれから行く硫黄岳。
こうして見ると八ヶ岳って南と北ではまるで違う山脈のようですね~
ケータはお菓子を食べながら西天狗まで行くか思案中。
この日は硫黄岳まで行くのでまだ先は長い、進むか退くかは本人次第です。
結果は「進む」でした。
今後の行程を考え、少しでも楽に歩こうとザックをデポして西天狗の山頂へ。
往復40分程度の行程ですが「行こう!」と言ってくれた時は嬉しかったな~^^
男だね!
というわけでおもいっきり逆光ですが四座目、西天狗岳に登頂(^^;
天狗岳を後にし、箕冠山に戻ってきました。
ここから夏沢峠まで下り、硫黄岳へと進みます。
悲しいかな夏沢峠まではどんどん高度を下げて進みます=硫黄までは登りが長くなる(ーー;)
東天狗岳のガレ場に救助ヘリ。
実は下山時、少し前を歩く方が転落し怪我をされました。(事故の瞬間は目撃しませんでした)
カップルの若い女性の方が足を怪我されたようで動けそうもなくヘリを呼んだと思われます。
幸い当事者は元気そうで、こちらは子連れだったので周囲の方に声掛けだけで先に進みました。
山の事故、明日は我が身と改めて気を引き締めて慎重な行動をとらないと、と思い知らされます。
下りに弱い我が家、CTを少しオーバーして夏沢峠に到着。
見上げる硫黄岳、結構遠いのね...
本日二頭目のカモシカ君。
かなり近かったけど全然逃げません。しばらくケータと睨み合いが続きました(^^;
歩きにくい石積された道を進みながら振り返るとさっき歩いていた天狗岳が見えました。
結構歩いてきたね~
五座目、硫黄岳に到着。
圧巻の爆裂火口、明日歩く予定?の横岳、その奥には主峰赤岳。
稜線上にこの日の宿泊地、硫黄岳山荘が見えてきました。
思ったよりアップダウンがあり疲れたけどほぼ予定通りの時間に無事に山荘に到着、よくがんばった!
この頃から自分の体に異変が...
少し前から頭痛がしてましたが、ちょっと吐き気もありこれってもしかして高山病?
そうだとしても子連れだし、この時間から下山するわけにもいかずとりあえず受付を済ませ部屋で休みました。
ただの疲れや寝不足からくるものだと良いのですが...
後編へ続きます。
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