今回は「鴨沢コース」を日帰りピストンで。
早朝ということもあり鴨沢バス停付近の駐車場は空いてましたがへたれ登山家は少しでも時間短縮の為、
登山口にほど近い小袖乗越駐車場に駐車します。
5:40 駐車場から2~300m位歩いたところに登山口が。ここから登山開始。
スタートからしばらくはこんな感じの登山道を歩きます。
途中には水場もありますが、今回はたんまり持参したのでスルーします。
6:50 最初のポイント「堂所」に到着。特に何もありませんが.....
相変わらず単調な登山道。とにかく長いけど傾斜も緩いので体は楽。
しかし、しらないうちにペースが上がってしまい後に痛い目にあってしまう。
久し振りの道標。右手の七ツ石小屋方面へ進みます。
7:30 七ツ石小屋に到着。
裏手には水場やトイレ(100円)、ベンチなどもありここで小休憩。食事やバッジの販売もしているようでした。
七ツ石山を経由するつもりが何を勘違いしたか左手の巻道を行ってしまいました(-_-;)
途中で気づき帰りに七ツ石山を登り返す事にしましたが.....
地味~な巻道をのらりくらりと進んでいくとやっとブナ坂の道標に到着。
ここから先が待ちに待った石尾根縦走路の始まり。今までの景色とは一変します
始めはどこかのハイキングコース?と思えるような広い登山道が続き、気持ちの良い尾根歩き。
遠くに見える富士山と雲がかった山なみがすごく綺麗でした^^
少し霞がかってるのが残念ですが
この景色をみながらの尾根歩き、なんだかすごく贅沢な気分ですね~
少し進むと開けた場所にヘリポートが見えてきます。山頂はまだまだのようです。
さらに進むと雲取奥多摩小屋とテン場が。
ちなみに小屋は自炊小屋で宿泊は3500円、トイレ・水場も近くにあるようです。
そしてここからは少し急な石尾根の始まり、序盤のハイペースで下半身が心配なところです.....
遠くに見える開けた場所は先程のヘリポート。徐々に高度感が出てきます。
急坂とまでは言いませんがこのタイミングでの登りは嫌なもの、結構足にきましたね^^;
スタートから3時間、やっと頂上のある非難小屋が見えてきました。あともう少し!
9:10 非難小屋が見えてからがちょっと長かったけど登頂成功^^
一都三県にまたがる山頂には埼玉、東京、山梨
(写真順)とそれぞれの標識がありました。
よく目にするのは埼玉県のものでしたね~
一番見たかった景色。この尾根を歩いて来たんだな~と感無量に。
雑誌のようにはうまく撮れないけどいつまで見ていても飽きない景色でした
ちなみにこの画を撮るのに夢中で周りの景色を撮るのを忘れてしまいました(T_T)
9:30 せっかくなので雲取山荘まで行ってみました。
結構急な斜面を下って行くとひらけた場所に山荘が。意外に大きく、綺麗な建物でちょっとびっくり。
ここで朝食?昼食をとり、山バッジを購入。
ここから来た道を戻るのはキツイので巻道を使い石尾根に戻ることにします。
危険というほどではないが道は細く左側斜面は急なので歩く際は慎重に。
何度も言いますが、ここの尾根歩きは気持ちが良い
振り返ると歩いてきた道がず~っと見えました。
往きに行けなかった七ツ石山、実はこの直下の登りがこの日一番の急坂でした(T_T)
きつかった~
13:20 小袖乗越駐車場に無事到着。
朝よりも台数は増えていたけど平日ならこんなもんでしょうか?
日帰りには適さないといわれる鴨沢コースからの雲取山。結果、感想として「日帰りでも問題なし」のお山でした。
登山道は危険個所もなく急坂もそんなに多くないので時間に余裕をもった登山には良いお山だと思います。
ただ、日照時間が短い季節やファミリー(初心者)の方にはあまり日帰りはおすすめできないお山です。
行かれるなら小屋泊、またテン場近くに水場もあるので初心者のテン泊などおすすめかと。
なんて言ってる自分も実はまだ山泊の経験がないのでいつかは泊りで行ってみたいものです^^
【コースタイム】
(往)5:40 登山道入口 - 6:50 堂所 - 7:30 七ツ石小屋 - 8:00 ブナ坂 - 9:10 雲取山 - 9:30 雲取山荘
(下)10:10 雲取山荘 - 11:35 七ツ石山 - 13:10 登山道入口
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